べらぼう:第34回視聴率9.2% 「ありがた山とかたじけ茄子」意次失脚 蔦重は決意の出版

大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」のロゴ (C)NHK
1 / 1
大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」のロゴ (C)NHK

 俳優の横浜流星さん主演のNHK大河ドラマべらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(総合、日曜午後8時ほか)の第34回「ありがた山とかたじけ茄子(なすび)」が、9月7日に放送され、平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)は世帯9.2%、個人5.2%だったことが分かった。

あなたにオススメ

 「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は64作目の大河ドラマで、日本のメディア産業やポップカルチャーの礎を築いたとされる蔦屋重三郎(略して“蔦重”)の生涯を描く。脚本は一昨年、NHKで放送され、大きな話題となった「ドラマ10『大奥』」などで知られる森下佳子さんが手掛けている。

 「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は64作目の大河ドラマで、日本のメディア産業やポップカルチャーの礎を築いたとされる蔦屋重三郎(略して“蔦重”)の生涯を描く。脚本は一昨年、NHKで放送され、大きな話題となった「ドラマ10『大奥』」などで知られる森下佳子さんが手掛けている。

 第34回では、老中首座に抜てきされた定信(井上祐貴さん)は、質素倹約を掲げ、厳しい統制を敷き始める。

 そんな中、蔦重(横浜さん)は狂歌師たちに、豪華な狂歌絵本を作ろうと呼びかける。しかし、そこに現れた南畝(桐谷健太さん)は、筆を折ると宣言。南畝は定信を皮肉った狂歌を創作した疑いで処罰の危機にあった。

 意次(渡辺謙さん)が作った世の空気が定信の政によって一変する中、蔦重は世の流れに抗うため、ある決意をもって、意次の屋敷を訪れる。その後、意次は失脚。一方で蔦重は、定信の政を茶化した「文武二道万石通(ぶんぶにどうまんごくどおし)」などを世に送り出し……と展開した。

テレビ 最新記事