風、薫る:藤原季節が朝ドラ初出演「幸せと楽しみな気持ちでいっぱい」 上坂樹里と“運命的な”出会いをする米国帰りの海軍中尉役

2026年度前期のNHK連続テレビ小説「風、薫る」で小日向栄介を演じる藤原季節さん JUNJI HATA
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2026年度前期のNHK連続テレビ小説「風、薫る」で小日向栄介を演じる藤原季節さん JUNJI HATA

 見上愛さんと上坂樹里さんがダブル主演を務める2026年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「風、薫る」の新たなキャストが、NHKドラマの公式X(@nhk_dramas)で発表され、俳優の藤原季節さんが出演することが分かった。主人公の一人、大家直美(上坂さん)と“運命的な”出会いをする青年・小日向栄介を演じる。藤原さんが朝ドラに出演するのは初めて。

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 小日向栄介は、とある場所で直美と“運命的な”出会いをする青年。アメリカ帰りの海軍中尉。

 藤原さんは「出演にあたって、制作陣との面談や衣装合わせを重ねる中で、ドラマに関わる皆さんが本当に高い熱量を持ってこの物語を作ろうとしているんだということが伝わり、幸せと楽しみな気持ちでいっぱいです。物語の一員として、撮影現場や視聴者の皆さんに楽しんでもらえるような芝居ができるよう頑張ります」と意気込みを語った。

 看護がテーマの一つとなる本作。看護に関わる仕事との接点や思い出について、「知り合いが入院していたときに、朝8時になるとそれぞれの病室が静まり返るという話を聞いたことがあります。まさしく朝ドラを見るためです。施設に入っている僕の祖父も、テレビを見るのが一日の楽しみとなっています。家に帰ることが出来ず病室のベッドで眠る人々にも『風、薫る』を楽しんでいただきたいですし、僕もあらためて医療従事者への敬意や認識について、ドラマを見ながら考えてみようと思います」とコメントを寄せた。

 「風、薫る」は、連続テレビ小説の第114作。明治時代を舞台に、大関和(おおぜき・ちか)と鈴木雅(すずき・まさ)という2人のトレインドナース(正規に訓練された看護師)をモチーフに描く、2人の主人公のバディードラマ。同じ看護婦養成所を卒業した2人が、患者や医師たちとの向き合い方に悩み、ぶつかり合いながら成長し、やがては“最強のバディー”になっていく。見上さんがもう一人の主人公・一ノ瀬りんを演じる。

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