もしがく:「コント始まっちゃうかと」“久部”菅田将暉の「マクベス」に視聴者反応(ネタバレあり)

連続ドラマ「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」第1話の一場面(C)フジテレビ
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連続ドラマ「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」第1話の一場面(C)フジテレビ

 三谷幸喜さん脚本、菅田将暉さん主演のフジテレビ系“水10”ドラマ「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(水曜午後10時、初回30分拡大)の第1話が10月1日に放送された。同話では冒頭、菅田さん演じる演出家の卵の久部が、演出に不満を訴える劇団員たちに自身の演劇論を熱く語るシーンが描かれ、その中で久部が発した「マクベス」という言葉がSNSで注目された。

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 ◇以下、ネタバレがあります。

 第1話では、昭和59年秋、蜷川幸雄に憧れる演出家の卵の久部が、路頭に迷っていた。あまりに横暴で、劇団から追放されてしまったのだ。

 あてもなくさまよう久部は、怪しいアーケード街に迷い込む。ストリップ小屋のネオンが光るその商店街は「八分坂」。渋谷駅から8分でたどり着くため八分坂と呼ばれており、そのアーケードにはこう刻まれている。“Pray speak what has happened(何があったか話してごらん)”。

 久部は、無料案内所のおばば(菊地凛子さん)の紹介で「ぺログリーズ」という店の扉を開き……と展開した。

 同話では、冒頭で「もっと分かりやすい芝居がしたい」と訴える劇団員たちに久部が熱く自身の考えを語るシーンが描かれた。舞台上に置かれた蚊取り線香に不満を訴える劇団員たちに、久部は「『夏の夜の夢』の夏を、僕は蚊取り線香で表現した」と説明する。久部の言葉に激高した役者が「シェイクスピアはそんなこと書いてない!」と詰め寄ると、すかさず久部は「蜷川先生は『マクベス』を巨大な仏壇のセットで上演された。これが演劇なんだよ!」と反論。だが、劇団員たちの理解は得られず、久部は「勝手にやってくれ!」とその場を飛び出すのだった。

 菅田さんが2021年放送の連続ドラマ「コントが始まる」(日本テレビ系)で主人公でお笑いトリオ「マクベス」の突っ込み・高岩春斗を演じていたことから、SNSでは久部の「マクベス」という言葉に反応する声が続出。「コント始まっちゃうかと思うやんか」「さすがに意識するだろ」「マクベス!?コント始まっちゃう」「『コントが始まる』を思い出さずにはいられなかった」などのコメントが並んでいた。

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