篠山輝信:「父、可愛い」孫に緊張する篠山紀信さん 成人式の写真撮影に歌舞伎界の大物が! 「徹子の部屋」で

11月21日放送の「徹子の部屋」に出演した篠山輝信さん=テレビ朝日提供
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11月21日放送の「徹子の部屋」に出演した篠山輝信さん=テレビ朝日提供

 俳優の篠山輝信さんが、11月21日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。昨年1月4日に83歳で亡くなった父で写真家の篠山紀信さんとの思い出などを語った。

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 輝信さんは紀信さんの次男で現在41歳。父は亡くなる直前の12月末まで撮影の仕事があった。「体力もけっこう落ちてはいたんですけれど、仕事の現場があるとすごく元気になるんです。父は現場と表現から力を得ながら生きてきて、亡くなる直前まで仕事に恵まれた。皆さんに支えていただいて、写真家を全うすることができたと思います」と語る。

 「父は仕事とプライベートをしっかり分けていたので、プライベートで写真は全然撮らなかった」というが、輝信さんが結婚した時と成人式の時に写真を撮ってもらった。父に「スーツを着て歌舞伎座に来い」と急に言われ、歌舞伎を見せてくれるのかなと思って行ったところ、そこで撮影があり、「お前成人式だろ。撮ってやるよ」と言われ、歌舞伎俳優の坂東玉三郎さんと尾上菊之助(現・尾上菊五郎)さんと一緒に写真に収まった。「父に撮ってもらうだけでも緊張したのに、玉三郎さんと菊之助さんがいらっしゃる。周りにスタッフさんも大勢いらっしゃる中で、ただただ緊張したということしか覚えていない」と振り返る。

 父は家庭でも明るく器用だったが、孫(弟の息子2人)たちと一緒に外食に行くと、「孫と一緒にいると、何を話していいんだろうみたいな感じですごく緊張して、急にしゃべらなくなっちゃって。そういう父を見るのはこれまでなかった」と明かす。父と2人になった時に「篠山紀信はおじいちゃんが下手だね」と話したところ、子育ては基本的に母(南沙織さん)に任せてずっと外で仕事をしてたから、小さい子供とどう触れ合っていいのかがあまり分からないという答えが返ってきた。

 孫たちは「おじいちゃん!」と親近感を持って話しかけたりくっついたりするが、紀信さんはとてもうれしいのに緊張していたという。「父がおどおどしてる姿を初めて見て、孫以上に父、可愛いと思った」と顔をほころばせた。

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