じゃあ、あんたが作ってみろよ
最終話 不器用な愛で、変われ!
12月9日(火)放送分
高石あかりさん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ばけばけ」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第53回が12月10日に放送された。同回では、ヘブン(トミー・バストウさん)の過去が明らかになり、視聴者の間で話題になった。
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第53回では、リヨ(北香那さん)がヘブンにプロポーズするという話を聞き、なぜか落ち着かないトキ(高石さん)。その頃、快気祝いパーティーではまさにリヨがヘブンに告白していた。リヨの自分への想(おも)いを知ったヘブンは、返事の前に自分の過去を聞いてほしいと話し始める。
ヘブンはギリシャで生まれ、すぐに叔母の住むアイルランドへ渡った。その後、ロンドンやフランスでも暮らし、米国へ渡って国内を転々とした末に松江にたどり着いた。これは居場所を定められない自分の宿命だというヘブンに、リヨはずっと松江にいればいいと伝える。しかしヘブンは「コワイ……デキナイ!」と言い、きっと悪いことが起きて失敗する、居場所も一緒に生きる相手も持てないと吐露した。
リヨがやってみなきゃ分からないと反論すると、ヘブンは「ヤッタ」と返答。過去に米国である女性と一緒になったことがあると打ち明けた。
オハイオ州シンシナティで新聞記者になったヘブンは、下宿先のアパートでマーサ(ミーシャ・ブルックスさん)という下働きの女性と出会い、互いに引かれ合う。やがて2人は同棲を開始。ヘブンは新聞協会賞を受賞するなど仕事も好調で、「マーサと暮らし始めた頃の私は気持ちも充実し、生活も仕事も順調。こんな日々が永遠に続くような気さえしていた」と振り返った。
ようやく自分の居場所を見つけたと感じたヘブンは、マーサにプロポーズ。しかし、当時のオハイオ州では異人種間の結婚は禁止されており、黒人のルーツを持つマーサは「うれしいけど、それは無理」と返答。ヘブンは「関係ない」と愛を貫き、2人は結婚式を挙げた。牧師は「最後に、こんなことは言いたくないが、今ならまだ引き返せる」と確認したが、ヘブンはマーサの手を握り「大丈夫です」と永遠の愛を誓った。
当時の心境を振り返り、ヘブンは「後悔はありませんでした。それどころか私は、希望と幸せに満ちていたのです」と語った。
SNSでは「牧師にさえ反対されるなんて…」「大切にしている写真の女性じゃない…どういうこと? この後何があったの…」「ヘブンさんが女中であるおトキのことが気になってしまうのは、マーサさんと重なるところがあるからなのかな?」「人種差別や偏見の目も乗り越えて愛を成就させようとする人。後にトキと結ばれる芽がここに見える」といった声が上がっていた。
また、第4回(10月2日放送)では、新聞記者の仕事を失い、餓死寸前のヘブンが「金、パン、家族。私には何一つ縁のない人生だった。私には、私の人生には、この遺書を読む友人の一人すらいない」と心の中でつぶやき、銃口をこめかみにあてるシーンがあった。
このシーンを覚えていた視聴者も多く、「第1週の悲嘆にくれていたヘブンさんは、この事が原因で?」「うまくいかなくなって序盤のピストル自殺未遂へとつながるのでしょうかね」「これが第1週のヘブンさん拳銃自殺未遂と繋がるのかな…明日つらそう…」といったコメントも寄せられていた。
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