じゃあ、あんたが作ってみろよ
最終話 不器用な愛で、変われ!
12月9日(火)放送分
高石あかりさんがヒロインを務めるNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ばけばけ」(月~土曜午前8時ほか)。第53回(12月10日放送)、第54回(12月11日放送)では、ヘブン(トミー・バストウさん)の過去にスポットが当たり、ヘブンがかつて結婚していたことが明らかになった。ヘブンの元妻・マーサを演じたミーシャ・ブルックスさん起用の裏側について、制作統括を務める橋爪國臣さんに聞いた。
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第53回では、リヨ(北香那さん)が快気祝いのパーティーでヘブンに告白。リヨの思いを知ったヘブンは驚きつつも、告白の返事の前に自分の過去を聞いてほしいと話し始めた。米・シンシナティで新聞記者として働いていたこと、黒人女性のマーサと恋仲になり、結婚したことも明かされた。
しかし第54回では、黒人と結婚したヘブンは会社を解雇され、自暴自棄になったマーサはカミソリで大家を切りつけて警察に逮捕されてしまった。その後もマーサとの生活はうまくいかず、2人は離婚。ヘブンは「ずっといたいと願った場所を自分の手で手放してしまった」と吐露した。
マーサ役のブルックスさんについて、橋爪さんは「オーディションで決めました」と振り返る。
「日本には黒人女性でお芝居をされている方はあまり多くありません。アメリカの俳優さんで、日本でお芝居がしたいという方がいると紹介をいただきました。とても才能のある方だということで、実際に日本に来ていただき、オーディションに一緒に参加してもらいました」
起用の決め手は「圧倒的にお芝居が良かった」こと。さらに、過去に日本に留学した経験があり、日本のことが大好きだという。橋爪さんは「過去に奈良の明日香村の辺りでホームステイをしていたそうで、本当に日本語がうまいんです」と語る。
「ものすごい才女で、ハーバード大学を卒業して、大学院はマサチューセッツ工科大学でも学ばれている。理解力も高いですし、お芝居の基礎もちゃんと学んでいて、すごく芝居力のある役者さんでした」
さらに、ブルックスさんはシンシナティがあるオハイオ州の隣州の出身だといい、橋爪さんは「故郷がシンシナティに近いこともあり、リアルな空気感をそこかしこに醸し出してくれていたように思います」と回顧する。
「ヘブンとマーサの回想シーンは全て英語で撮影されたので、英語だけで芝居するトミーを見るのは楽しかったですし、彼の本当の力が伸びていたと思います。撮影中はずっと日本語を使っていて疲れもある中、ミーシャが良い話し相手になってくれて、ずっと2人でしゃべっている感じでした。画面にもアメリカの空気感みたいなものがよく出ていたなと思います」
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