円井わん:「ばけばけ」サワを演じて“芝居の楽しさ”再認識 「おトキにはなれん」複雑な胸中→受け止めてくれたトキに「救われた」

連続テレビ小説「ばけばけ」第85回の一場面(C)NHK
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連続テレビ小説「ばけばけ」第85回の一場面(C)NHK

 高石あかりさん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ばけばけ」(総合、月~土曜午前8時ほか)で、ヒロイン・トキ(高石さん)の幼なじみの野津サワを演じている円井わんさん。第16、17週では、ヘブン(トミー・バストウさん)と結婚して“川の向こう側”に行ったトキに複雑な気持ちを抱いたサワ。そんなサワをどのような思いで演じたのか、撮影の裏話などを語った。

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 円井さん演じるサワは、元下級武士の娘で、トキの幼なじみ。貧しい家に生まれ、いつか不自由ない生活を夢見る家族の期待を背負い、安定した生活を手に入れるため教師を志す。トキのことをありのまま受け入れてくれる、唯一無二の親友……というキャラクター。

 第16、17週では、松江新報で「ヘブン先生日録」が連載され、松江の注目の的になったトキ。サワは一躍有名人となったトキと距離を取るようになり、2人の間には溝が深まっていった。

 円井さんは「いつも一歩引いた視点で松野家やトキを見守ってきたサワですが、第16、17週では心情が揺れ動くようなシーンも出てきます。私自身は、物事を何でもポジティブに捉えられる性格なのですが、サワとして嫉妬や複雑な心情を演じなきゃいけないとなった時に、今のままでは演じられないと思いました」と振り返る。

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 サワを演じる上で「日常の中でも、言われたことを何でもネガティブに捉えるようにしてみた」という円井さん。「でも、それを毎日続けていると、私自身がすごくしんどくなってきて……」と吐露する。

 「ただ、実際に体験したことで、悲観的な考え方をしてしまう人は、感受性が豊かで受け取る力が強く、人に優しくできる人なのかなと思いました。弱いからネガティブなのではなくて、優しいから葛藤する部分も多いのかもと思った時に、だからサワも、自分を誰かと比べてしまったり、つらかったりしたんだろうなと思えたんです。サワは、弱い部分を見せることができて本当によかったと思うし、私にとっても、改めてお芝居が楽しいと思えた、記憶に残る経験になりました」

 第80回(1月30日放送)では、庄田(濱正悟さん)からの求婚を断ったサワが、「おトキにはなれん。おトキと同じ道は歩けん。シンデレラにはなれんけん」と言い、トキの胸で号泣するシーンがあった。円井さんはトキに複雑な思いを抱えるサワを、どのような思いで演じたのだろうか。

 「第17週の最後に、『おトキにはなれん』という、サワのセリフがあります。私は、サワが一番思っていたことは、これなんじゃないかなと思ったんです。だから、それをトキに言えたことで、サワの中では解決できたと思うし、その後のトキらしい受け止め方や返し方にも救われたんじゃないかなと思いました」

 劇中では、サワが居留守を使うなど、トキを避けているような描写も登場した。円井さんは「トキを避けているシーンを演じている時は、私自身もトキ役の高石あかりちゃんとあまりしゃべらなくなっていたので、早くサワとトキには仲直りして欲しいと思っていましたね」と語る。

 「だから、第17週の撮影が終わった瞬間は、『やっと仲良くできる!』と思って、すぐに2人で『写真撮ろう!』って(笑)。あかりちゃんとは、お互いのパーソナルスペースが合っていて、すごくやりやすいし、一緒にいても楽しいですね」

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NHK連続テレビ小説「ばけばけ」の人物紹介図 (C)NHK
NHK連続テレビ小説「ばけばけ」の人物紹介図 (C)NHK
NHK連続テレビ小説「ばけばけ」の人物紹介図 (C)NHK
NHK連続テレビ小説「ばけばけ」の人物紹介図 (C)NHK
NHK連続テレビ小説「ばけばけ」の人物紹介図 (C)NHK
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