劇的ビフォーアフター:放送14年でリフォーム300軒に

「大改造!!劇的ビフォーアフター SEASON2」で300軒目のリフォームを手伝う「Wエンジン」のえとう窓口さん=ABC提供
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「大改造!!劇的ビフォーアフター SEASON2」で300軒目のリフォームを手伝う「Wエンジン」のえとう窓口さん=ABC提供

 「リフォームで家族の問題を解決する」がテーマの人気バラエティー番組「大改造!!劇的ビフォーアフター SEASON2」(ABC・テレビ朝日系)の300軒目のリフォームの様子が、6月19、26日に放送されることが29日、分かった。放送開始から約14年で、300軒目をリフォームすることになった。300軒目は、お笑いコンビ「Wエンジン」のえとう窓口さんが約250万円で購入した家を、予算約150万円でリフォームする。

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 番組は、家屋に関する家族の悩みを“匠(たくみ)”と呼ばれる建築士や大工らがリフォームを通じて解消していくバラエティー。「シーズン1」が2002年4月28日にスタートし、03年には番組名の「ビフォーアフター」が「新語・流行語大賞」にトップ10入りするなど人気となった。「シーズン1」は06年3月19日まで約4年間放送され、130軒をリフォームした。2009年4月26日に「シーズン2」として復活し、6月に300軒目のリフォームが放送される。

 300軒目のリフォームを依頼したえとうさんは、これまで、「モダニズムの継承者」とも呼ばれる匠・柴田達志さんのもと、自ら手伝って母親のために実家の風呂や台所をリフォームしたほか、その後も柴田さんが担当した物件に“助っ人”として参加してリフォームを手伝ってきた。えとうさんは「いつかは自分の家を買って、自分でリフォームしたい」という夢があったといい、「いつか結婚して家族ができても快適で、将来的には親とも同居できる家」を目指して、新たに購入した一軒家のリフォームを依頼した。

 えとうさんが購入したのは、東京都心から車で約1時間ほどの千葉県富津市にある、約80坪の土地に建つ約16坪の一軒家。築46年の平屋で、すぐに住めるような状況ではなかったという。柴田さんがリフォームを担当し、えとうさんは重機を操って自らリフォームを手伝う。また、お笑いコンビ「ザブングル」の加藤歩さんやお笑いコンビ「クールポコ」などの芸人仲間もサプライズでリフォームに参加する。

 えとうさんは「まずは、非常にうれしいです!! 人生最高の喜びです!! と同時に、とても身が引き締まる思いです。なんせ人生で初めて家を買いました。そして今回の予算400万円は、僕にとっては、とてもとても大きい数字です。だからこそ『絶対に結婚してこの家に住むんだ』『長男として母親の面倒を見るんだ』という覚悟を決めて買いました。だから絶対に家族で住めるすてきな家になるよう、リフォームしたいと思います!! 僕にとっては“決意の家”なんです!! 」とコメントを寄せている。

 えとうさんは、6月19日午後7時58分、6月26日午後6時57分の放送回に登場。6月26日の放送は2時間スペシャルで、301軒目の一般家庭のリフォームと2本立てとなる。また、6月12日午後7時58分の放送では、俳優の田中要次さんの実家をリフォームする。

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