あさが来た：「じぇじぇじぇ」に続き「びっくりぽん！」ブーム？　波瑠主演の朝ドラ

　女優の波瑠さんが主演のNHK連続テレビ小説（朝ドラ）「あさが来た」 の第1週の試写会が1日、NHK放送センター（東京都渋谷区）で開催された。2013年度上半期の朝ドラ「あまちゃん」では、主人公が驚いた時に発する「じぇじぇじぇ！」というせりふが人気となり、「2013　ユーキャン新語・流行語大賞」を受賞するなど話題になったが、「あさが来た」では「びっくりぽん！」というせりふがたびたび登場する。制作統括の佐野元彦エグゼクティブプロデューサーは「流行させようとは狙っていない」と前置きした上で、「未知なものに飛び込んでいく好奇心旺盛なヒロインの言葉として象徴的に使われる」と説明した。

ウナギノボリ

解説：新たな“最高峰”を目指したガンプラ　45周年のこだわりとは

　「びっくりぽん！」は、第1週では鈴木梨央ちゃんが演じる少女時代のヒロイン・あさが驚いた時に発し、佐野プロデューサーによると、脚本を担当する大森美香さんの提案で使用されることになったという。第1週以降、大人になったあさも「びっくりぽん！」と驚く場面があるといい、「じぇじぇじぇ！」のように流行語となるかもしれない。　試写会には、波瑠さんや梨央ちゃん、あさの夫の白岡新次郎を演じる俳優の玉木宏さんも登場した。

　「あさが来た」は、京都の豪商の次女・今井あさ（波瑠さん）が大阪で炭鉱、銀行、生命保険などの事業を起こし、日本で初めての女子大学設立に尽力する姿などを描く。あさのモデルは“明治の女傑”といわれた実業家・広岡浅子で、朝ドラでは初めて幕末から物語がスタートすることも話題になっている。宮崎あおいさんや寺島しのぶさんらも出演する。9月28日～16年4月2日にNHK総合ほかで放送。全156回を予定。