芳根京子さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「べっぴんさん」は13日から第24週「光の射(さ)す方へ」に入る。すみれ(芳根さん)は、会社創業の思いを次世代に引き継ぐため「キアリスガイド」の映画化を思いつく。龍一(森永悠希さん)の知り合いのプロカメラマン・亀田(上地雄輔さん)の力を借りて撮影が始まり、監督を務める紀夫(永山絢斗さん)は張り切るが……。
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10年前の朝ドラ「花子とアン」 当時の吉高由里子インタビュー
「べっぴんさん」は、95作目の朝ドラ。神戸市に本社を置く子供服のメーカー「ファミリア」の創業者の一人、坂野惇子さんをモデルにしたヒロイン・すみれの物語。戦後の焼け跡の中、娘や女性のために、子供服作りにまい進するヒロインと家族の姿が描かれている。
第23週「あいを継ぐもの」は、坂東家の存続について悩むすみれたちだったが、紀夫の父・五郎(堀内正美さん)から息子を婿に出した時の気持ちを聞かされ、さくら(井頭愛海さん)を嫁に出すことを決意する。さくらとの結婚から3年、キアリスの開発宣伝部長となった健太郎(古川雄輝さん)は、会社を大きく変えようと奔走するが、オイルショックにより日本経済は混乱。資金繰りに失敗した栄輔(松下優也さん)は行方をくらまし……という展開だった。
第24週「光の射す方へ」は、不景気のあおりを受け、紀夫はこれまでの積極的な経営から、慎重な方向にかじを切ろうとする。そんな折、すみれが突然「創業の思いを次世代に引き継ぐための映画を作ろう」と提案。龍一からプロカメラマンの亀田を紹介され、監督を紀夫、助監督を武(中島広稀さん)、脚本を明美(谷村美月さん)が担当し、撮影がスタートする。一方、家も仕事も失った栄輔も明美に誘われ映画制作を手伝うことに……。
すみれの思いつきで始まったキアリスガイドの映画化は成功するのか。さらに挫折を味わった栄輔は復活することができるのかにも注目だ。
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