小泉孝太郎:松下由樹と「警視庁ゼロ係」クランクアップ 「完全燃焼できた」

連続ドラマ「警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~THIRD SEASON」の撮影を終えた主演俳優の小泉孝太郎さん(右)と女優の松下由樹さん(C)テレビ東京
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連続ドラマ「警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~THIRD SEASON」の撮影を終えた主演俳優の小泉孝太郎さん(右)と女優の松下由樹さん(C)テレビ東京

 俳優の小泉孝太郎さんと女優の松下由樹さんがこのほど、連続ドラマ「警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~THIRD SEASON」(テレビ東京系、金曜午後8時)をクランクアップした。主演の小泉さんは「『ゼロ係』3rdシーズンで完全燃焼できたと思います」と手応えを感じている様子だった。

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 ドラマは、富樫倫太郎さんの小説「生活安全課0係」シリーズ(祥伝社)が原作。問題を起こし、お払い箱になった人材が集まる警視庁杉並中央署の生活安全課なんでも相談室、通称「ゼロ係」を舞台に、“空気は読めないが事件は読める”KY刑事の小早川冬彦(小泉さん)と、“男まさりで口の悪い”ベテラン刑事・寺田寅三(松下さん)の“迷コンビ”が事件を解決していく物語。

 今回は第3シーズンで、撮影は6月中旬から始まり、小泉さんと松下さんは最後のシーンも一緒の撮影だったという。小泉さんは、「この撮影でも寅三先輩にたくさん甘えさせてもらいました。寅三先輩の存在があってこその冬彦だと思います」と感謝し、「ゼロ係は、サスペンスの事件はもちろんですけど、振り返ってみると、みんなの笑顔が、たくさんの笑顔が思い出されて、刑事ものでこんな作品は、これしか僕は味わったことがないです。それこそがゼロ係の一番の魅力なんだと思います」とコメント。

 一方、松下さんは「撮影最終日を迎え、この夏、ものすごく暑い中、キャスト、スタッフの皆様と目いっぱい駆け抜けたなと実感しています」としみじみと語り、「3rdシーズンになって、さらに(小泉さん演じる)警視殿の突き抜け感がたまらなく、それについていったゼロ係になったように思います。最高の夏で、最高の楽しい現場でした」と振り返った。

 14日放送の最終回は2時間スペシャル。3人目のウエディングドレス姿の遺体が発見され、これで冬彦がゼロ・レポートに書いた行方不明者は全員殺害された。杉並中央署に神奈川県警との「ウエディングドレス連続殺人事件」合同捜査本部が設置される。3人目も前の2人同様、10年前の未解決殺人事件と同じ防腐剤でエンバーミング(防腐処理)されていた。だが、冬彦は解剖した湯川(石坂浩二さん)の話しぶりが引っかかり、娘の小夜子(有森也実さん)にも意見を求める。

 一方、デートした男に連れ去られた靖子(安達祐実さん)は室内に監禁され、エンバーミングされようとしていた。冬彦と寅三は、金田一(平岡祐太さん)に協力を頼むが、金田一にはゼロ・レポートに関して知られてはならない秘密があって……という内容。

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