俳優の阿部寛さん主演の連続ドラマ「下町ロケット」(TBS系、日曜午後9時)の最終回・第11話が15分拡大で23日に放送され、平均視聴率は16.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)を記録。前週第10話の15.5%を上回り、今回の続編では番組最高の数字で有終の美を飾った。
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また同日の放送では、ドラマの特別編「新春ドラマ 特別編『下町ロケット』」が、来年1月2日に放送されることが発表された。特別編はドラマのその後を描き、「それぞれのキャラクターが目指す未来へと続く感動の物語となる」という。
「下町ロケット」は、池井戸潤さんの直木賞受賞作をTBSの人気ドラマ枠「日曜劇場」で映像化し、最終回の平均視聴率は22.3%を記録するなど、大ヒットした同名連ドラの続編。小説シリーズ第3弾「下町ロケット ゴースト」と第4弾「下町ロケット ヤタガラス」を基に、度重なる困難を力を合わせて切り抜けてきた「佃製作所」が、新たな危機に立ち向かうため、“宇宙から大地へ”と大きな転換期を迎える……という内容。第6話から第2章「ヤタガラス編」がスタートした。
最終回(第11話)は、殿村家の田んぼを実験農場にし、急ピッチで開発が進む帝国重工の無人農業ロボット「アルファ1」。首相視察の日、重田(古舘伊知郎さん)や伊丹(尾上菊之助さん)らが手掛けた下町トラクター「ダーウィン」と再び対決することになるが……。さらに佃製作所は「アルファ1」の製品化を巡って、帝国重工を相手にトランスミッションの性能評価テストに挑む……という展開だった。
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