生田斗真:テレ朝ドラマで初主演、脚本家兼主夫に 新枠「オシドラサタデー」第1弾「書けないッ!?」放送

連続ドラマ「書けないッ!?~脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活~」主演の生田斗真さん(左)と共演の吉瀬美智子さん=テレビ朝日提供
1 / 1
連続ドラマ「書けないッ!?~脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活~」主演の生田斗真さん(左)と共演の吉瀬美智子さん=テレビ朝日提供

 テレビ朝日で2021年1月期から新たなドラマ枠「オシドラサタデー」(土曜午後11時半~深夜0時)がスタートし、第1弾として生田斗真さん主演の連続ドラマ「書けないッ!?~脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活~」が放送されることが11月12日、明らかになった。生田さんは同局のドラマで初主演を飾る。

ウナギノボリ

 生田さんが演じるのは、細々と執筆を続けながら、ベストセラー作家の妻や子どもたちのために家事全般を担う脚本家兼主夫の吉丸圭佑。ある日、圭佑は、ひょんなことからゴールデンタイムの連続ドラマの脚本執筆を担当することになる。クセの強いドラマの関係者に振り回されながらも、圭佑が執筆、家事、育児に全力投球するマイ・ホームコメディーとなる。

 また吉瀬美智子さんが、脚本家としてなかなか芽の出ない夫の圭佑を見守る妻・吉丸奈美を演じることも発表された。奈美は「香坂りり子」というペンネームの売れっ子小説家で、ズバ抜けた知名度と収入を誇る吉丸家の大黒柱。一世一代のチャンスに挑む圭佑を応援するという役柄。

 本作は「HERO」や「ガリレオ」シリーズ(共にフジテレビ)、連続テレビ小説「まんぷく」(NHK)などの福田靖さんによる完全オリジナルストーリーとなる。

 新枠「オシドラサタデー」は30分のドラマ枠で、週末の夜に視聴しやすい”ちょっと短め”なドラマを放送する。動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」とも連携したオリジナルストーリーの配信など、さまざまな展開を企画しているという。

 生田さん、吉瀬さん、福田さんのコメントは以下の通り。

 ◇生田斗真さんのコメント

 福田さんが脚本を書かれたドラマは、これまでにもたくさん見てきましたが、今回は福田さんらしさがありつつもほっこりできる、そんな作品です。家族で見ても1人で見ても楽しい、テレビの前の皆さんも家族の一員になった気分で見られるようなドラマにしたいなと思っています。

 吉瀬さんとは2008年に共演したんですが、その時は“僕の兄の奥さん”という役だったんです。まさか今回、夫婦の役で共演できるとは想像もしていなかったので、すごく楽しみですね。見てくださる男性からうらやましがられる役だと思います(笑い)。久しぶりにお会いしましたが、あんなにキレイな方なのにすごくフランクで、かわいらしい部分も混在しているという吉瀬さんの魅力は全然変わっていないし、改めて今回の奈美という役にも共通する部分だな、と感じました。

 今回は新しい枠ということで、チャレンジングなことができるんじゃないかと僕たちも楽しみにしています。ぜひ皆さんもドキドキしながら楽しんでください!

 ◇吉瀬美智子さんのコメント

 脚本を読んだ時、斗真くんの役がすごくおかしくって(笑い)、平和な気持ちになれたし、素直にクスクス笑ってしまいました。こういう時代、こういう時だからこそ面白い作品を皆さんにお届けできたらいいなと思い、参加させていただくことになりました。

 斗真くんは2008年に共演した時と全然変わっていないですね。あの時は確か23歳くらいですごく若かったんですけど、当時からかっこつける感じでもなくスマートに紳士的な振る舞いができてしまう人、という印象でした。気軽にお話ししてくださるので楽しいし、周りの人をすっと自然にチームの一員にしてくれるので、すごく居心地がいいんですよね。今回、夫婦の役でご一緒できてうれしいです。

 この作品には、面白い要素がたくさん詰まっています。年齢を問わず、いろんな方に見ていただけるドラマなので、ぜひ楽しんでいただきたいなと思います。

 ◇福田靖さんのコメント

 デビューして5年目、売れない脚本家だった僕に、突然ゴールデンタイムのドラマの仕事が舞い込みました。あれが僕の脚本家人生の分岐点。「書けないッ」と悶(もだ)え苦しみながら頑張った怒涛の数ヶ月。あの時の僕は、まさに「吉丸圭佑」でした。自分と重ねながら脚本家を主人公にしたドラマを書くのは、これが最初で最後です。

 そんな特別なドラマを生田斗真さんに託せるなんて! 生田さんなら間違いなく、モデルになった脚本家よりも100倍情けなく、100倍愛らしく演じてくださることでしょう。さらにさらに圭佑の妻・奈美を演じてくださるのが吉瀬美智子さん! いつか一緒に仕事をさせていただきたいと願っていました俳優さんたちばかりで、僕はもう楽しみしかありません!

 あとは面白い脚本を書くだけです。そう書くだけ……ああプレッシャーが……ヤバい……書けないッ!?

テレビ 最新記事