告白 コンフェッション:人気マンガが実写映画化 生田斗真&ヤン・イクチュンW主演で5月公開

映画「告白 コンフェッション」のティザーポスタービジュアル(C)2024 福本伸行・かわぐちかいじ/講談社/「告白 コンフェッション」製作委員会
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映画「告白 コンフェッション」のティザーポスタービジュアル(C)2024 福本伸行・かわぐちかいじ/講談社/「告白 コンフェッション」製作委員会

 俳優の生田斗真さんと、監督としても活躍する韓国の俳優、ヤン・イクチュンさんが、今年5月に全国公開される映画告白 コンフェッション」(山下敦弘監督)でダブル主演することが明らかになった。原作は「カイジ」の福本伸行さん、作画は「沈黙の艦隊」のかわぐちかいじさんという2人がタッグを組んだ人気マンガの実写映画化で、生田さんは「閉鎖的な空間で、出演者はほぼ2人と言っていいくらいミニマムな世界観で展開し、本当にドキドキする、最高にスリリングな作品」とアピールしている。

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 併せて、特報映像がYouTube公式チャンネルで公開され、ティザーポスタービジュアルも発表された。

 原作の「告白 コンフェッション」は、1998年に「ヤングマガジンアッパーズ」(講談社)で連載された。大学山岳部OBの浅井と石倉が登山中に遭難するところから物語が始まる。事故によって死を覚悟した石倉は、長年背負ってきた十字架を降ろすため、自分が過去に犯した“殺人”を浅井に告白してしまう。しかし、その直後、眼前に山小屋が出現し、2人は一命を取り留める。死を覚悟した親友の最期の“告白”を聞いてしまった男と、言ってしまった男。山小屋の中で進んでいく2人の気まずい一夜を描く。

 生田さんは告白を“聞いてしまった男”、浅井啓介を演じ、ヤンさんは自らの罪をうっかり言ってしまった男、リュウ・ジヨンを演じる。原作では日本人の石倉という設定だったが、ヤンさんの起用によって韓国から来た留学生に変更された。

 ヤンさんは、監督作品「息もできない」(2010年)で「第65回毎日映画コンクール」で外国映画ベストワン賞を受賞。俳優としては「あゝ、荒野」(2017年)で菅田将暉さんとダブル主演した。

 生田さんは「この映画は冒頭、ある男とある男が遭難して山小屋に逃げ込んで、そこからお互いの関係性や、2人に何が起きたのかなどが明らかになっていきます。ヤン・イクチュンさんの怖い顔と、それにおびえる私が演じる浅井というのが、ハラハラドキドキして楽しんでもらえる大きな要素の一つになっていると思います。始まりと終わりでガラリと世界観が変わるような作品だと思いますので、ぜひ、公開を楽しみにしてほしいと思っています」と呼びかけた。

 ヤンさんは「初めてオファーを受けたのが、4年前でした。4年の歳月を経て、シナリオも変わっていきました。人間は時に弱くて怖がりです。その醜い感情をどのように表現するか悩みました。4年間の努力の結晶として素晴らしい出来栄えになれば良いと思っています」とコメントを寄せた。

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