日本沈没-希望のひと-:小栗旬「追い込まれていく感じだった」 香川照之の役作りの“心臓部”は「髪形」 クランクアップコメント公開

連続ドラマ「日本沈没-希望のひと-」をクランクアップした小栗旬さん (C)TBS
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連続ドラマ「日本沈没-希望のひと-」をクランクアップした小栗旬さん (C)TBS

  俳優の小栗旬さん主演のTBS系「日曜劇場」(日曜午後9時)枠連続ドラマ「日本沈没-希望のひと-」の出演者のクランクアップコメントが12月12日、公開された。小栗さんは、「どうやってもあらがえない状況に追い込まれていく感じだったので大変でしたが、自分より過酷な状況でやっている皆さんが、明るく元気に現場にいてくれたおかげで、自分もここまで楽しくやってこられました。本当に感謝しています」と語った。

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 ドラマは、1973年に刊行された小松左京さんのSF小説「日本沈没」をアレンジし、主人公・天海啓示(小栗さん)らが2023年、一国の海中沈没という未曽有の危機に立ち向かう姿を描く。

 小栗さんは、「なかなか元気を出せる瞬間も少なく。天海、ずっと悩んでいるから」とも明かし、「元気なく現場にいてしまっている時間も多かったりしたなと思ったんですけど。それはとても申し訳ないなと思いながらやっていましたが、みなさんとお仕事できてよかったです。またどこかでお会いしましょう。ありがとうございました」と感謝した。

 地球物理学者の田所雄介役の香川照之さんは、「4カ月、期間は長かったですが、本当に一瞬で撮り終わってしまった連ドラだったと思います。題材も難しかったですし、本当に挑戦的な企画で、これがどう捉えられるか、楽しみでもあり怖くもあった連ドラだったと思います」とコメント。

 続けて「このドラマは地球が普通にあること、日本があることに感謝させる、再認識させる作品になるんだろうなと思います。本当に意味のある4か月でした。メーク班、いい髪形を作ってくれてありがとうございます。これが田所だったし、これをやれば田所になれたし、役作りはこの髪型が心臓部になってできていた気がします」と話した。

 記者・椎名実梨役の杏さんは、「長い間本当にお世話になりました。題材もすごくいろいろなことを考えさせられるもので、私も台本を読んだり現場にいながら、次々と防災用品を(ネットショッピングで)ポチってました。だからこそ守りたいものとかいろいろなものが、見ている人にとっても、作る人にとっても浮き彫りになってくる作品だと思いました」と振り返った。

 経済産業省官僚・常盤紘一役の松山ケンイチさんは、「長い間ありがとうございました。おつかれさまでした。すごく大変な撮影でしたし、とても勉強になる作品でした。これを皆さんと撮影できてよかったと思っています。皆さんありがとうございました」と語った。

 内閣総理大臣の東山栄一役の仲村トオルさんは、「とてもいいものが作られている予感と、充実感のある現場にいられてとても幸せでした。もし放送が終わって僕がどこかの政党にかつがれて立候補しそうだという噂が流れたら、皆さんで全力で止めてください。天海や常盤、里城副総理(石橋蓮司さん)がいない世界にいっても無理だときつく叱ってください。僕は国会議事堂に行くよりも、また皆さんと作品を一緒につくる現場にいきたいです」と打ち明けた。

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