「第73回NHK紅白歌合戦」が2022年12月31日にNHK総合などで放送され、3年ぶりに白組が優勝した。今回、特別企画も合わせて計12組のアーティストが紅白初出場を果たし、夢の舞台で思い思いのパフォーマンスを繰り広げたが、独特の雰囲気を漂わすステージングで異彩を放ったのが、シンガー・ソングライターのVaundyさんだ。一部の視聴者から「Vaundyって何者なの?」といった声も上がっている。
ウナギノボリ
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Vaundyさんは、2019年にYouTubeに楽曲を投稿して活動を開始。「不可幸力」など7曲が1億回再生を突破する人気アーティストで、ドラマ「ボクの殺意が恋をした」(読売テレビ・日本テレビ系)、アニメ「王様ランキング」、「チェンソーマン」のテーマ曲なども手がけている。
紅白でも「現役大学生アーティスト」「作詞、作曲、アレンジのすべてを手掛け、次々と新たな記録を打ち立てている、いま大注目のアーティストが紅白初出場」と紹介された。また審査員として番組に出演した女優の芦田愛菜さんも、Vaundyさんの楽曲について、「独特の雰囲気とか、テンポ感がすごく好きで、夜中によく聴いている」と明かした。
Vaundyさんはこの日、自身の楽曲「怪獣の花唄」を歌ったほか、プロデュースを手掛けたmiletさん、Aimerさん、幾田りらさんのコラボ曲「おもかげ」のテレビ初披露にも加わり、「milet×Aimer×幾田りら×Vaundy」として、同曲を共に歌い上げた。
「怪獣の花唄」のパフォーマンス中には、「そんなもんかい、紅白。行けるよな。行くぜ、ニッポン!」と会場を煽る場面もあり、SNSでは「Vaundy『そんなもんかい?紅白』はさすが」「紅白のVaundyの『そんなもんかい、紅白』最大にくらいました。シビれた」「“そんなもんかい紅白”Vaundy最高や!」などの反応も。
さらには「Vaundy何者? カッコ良すぎた」「Vaundyさんなに、何者なんだ…」「ミレイさんとエメさんとりらさんの合唱が聴けるなんて。そこに入ってきれいなハーモニーなVaundyさん何者」「この3ボーカルをまとめあげるVaundyって何者? 中田ヤスタカみたいなプロデューサーになるのかな」といった声も上がっていた。
前回、“ワープ演出”や、大トリのMISIAさんとのコラボが大きな話題となった藤井風さんに続いて、Vaundyさんも初の紅白で十分に爪痕を残したのではないだろうか。
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