俳優の山田裕貴さん主演の連続ドラマ「ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と」(TBS系、金曜午後10時)最終回が、6月23日に放送される。ドラマを手がける宮崎真佐子プロデューサーに見どころを聞いた。
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最終回では、事実ではないことがネット上で拡散され、5号車の元乗客たちが苦境に立たされる。原因不明の手の震えに苦しむ直哉(山田さん)や、休職を余儀なくされた優斗(赤楚衛二さん)も「こんな世界、終わればいい」と思うほど絶望の淵にいた。
そんな中、直哉は5号車のメンバーが集まる対策会議に連れてこられる。そこには久々に顔を合わせる紗枝(上白石萌歌さん)の姿もあった。そして、意を決した米澤(藤原丈一郎さん)の発案で、一同は1本の動画を公開することに……と展開する。
宮崎プロデューサーは「約4カ月間のサバイバルな撮影を通して生まれた、キャストたちの濃い絆を感じられる最終回になっていると思います!」と話す。
第1話からたびたび登場してきた「やれるだけやってみよう」という言葉を胸に、登場人物たちが行動していくといい「私たち一人ひとりでできることは小さいかもしれませんが、少しでも気持ちがあれば未来は変えられるかもしれない。そんな思いを込めました」と明かす。
「実は似たもの同士」の直哉と優斗の関係性も見どころに挙げ、「物語を考えていた当初から、正反対に見える直哉と優斗が最終回でどうなっていたいかは決めていました。人と人の出会いは時に人生をガラッといい方向に変えてしまう可能性がある。そんなことを感じられる最後の二人になっていると思います」と語った。
直哉と紗枝にも注目してほしいといい「最終回、今まで苦しんできた直哉に、紗枝がかける言葉があります。それは、今まで見てきた視聴者の方々も、もしかしたら直哉に言ってあげたいと思っていた言葉かもしれません。ペントレならではの直哉と紗枝の結末もぜひご期待ください!」とアピールする。
最後に「今まで『ペンディングトレイン』を見て応援して来ていただいた方が、納得できるような最終回になれるように頑張りましたので、ぜひ最終回はリアルタイムでお楽しみいただけるとうれしいです」と呼びかけた。
作品は「恋はつづくよどこまでも」「着飾る恋には理由があって」(共にTBS系)などを手がけた脚本家・金子ありささんのオリジナル。同じ電車に乗り合わせた乗客たちが突然、未来の荒廃した世界へ車両ごとワープ。水も食料もない極限の状況下で懸命に生きる姿を描く。
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