大東駿介:「両親がいなくなって」 中学時代の引きこもり経験語る「自己否定に走っていった」

大東駿介さん
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大東駿介さん

 俳優の大東駿介さんが、7月31日午前8時15分から放送されたNHKの朝の情報番組「あさイチ」(総合)に出演。自身の引きこもり経験について、当時の心境を明かした。

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 この日の番組は、特に多いという40~64歳の「女性の引きこもり」がトークテーマだった。

 中学2年生のころに「引きこもり」を経験した大東さんは「僕の場合は、家庭の問題というか。当時、両親がいなくなって一人になって。最初はなんとなく暮らしていたんですけど、外にでると自分のことかわいそうと思われるんじゃないか、同じ服着てるなとか、どんどん痩せていくなとか……それで表に出られなくなりました」と明かした。

 続けて「家で過ごしていると自分が悪いんじゃないかと、自己否定に走っていって。夜を待つようになるんですよね。でも、夜に外に出ても怖くて。早く朝になれと思うと、みんなが生き生きと外に出ていて孤独になっていくんですよね」と振り返った。

 さらに視聴者からの「天井を見ることしかできない」という体験談に、大東さんは「すごい共感します。そういう時期がありました。天井だけ見つめる、まさにその状況で。天井に手を伸ばすことをずっとやってました」と話した。

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