松本若菜：3年前は家康の母→今年は側室　2回目の大河ドラマ「どうする家康」で阿茶局役

　俳優の松本若菜さんが、NHK大河ドラマ「どうする家康」（総合、日曜午後8時ほか）に出演することが分かった。家康（松本潤さん）の側室・阿茶局を演じる。「麒麟がくる」（2020年）以来、2回目の大河ドラマ出演。「麒麟がくる」では家康の母・於大（おだい）の方を演じていたが、今作では家康が数々の戦に同行させた信頼厚きパートナーとなる。

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　阿茶局は、武田家家臣の娘。美しさと才覚を兼ね備えた女性で、徳川家の嫡男・秀忠の後見役も務める。豊臣家との最終決戦の際には、重要な交渉役を担う。

　松本さんは「はっきりとした男性社会の中で、家康と戦を共にするほど信頼があり、地頭の良さを持ち、側室であり側近でもある、当時には珍しい、今で言うところのバリキャリな女性というイメージです」とコメント。

　「家康亡き後も後継人を任されるほど、家康そして徳川家からの信頼が厚く才覚があるところにフォーカスが当たりがちですが、家康を側室として支えた阿茶局の多彩な表情を深い想（おも）いで演じたいと思っています。阿茶局として精いっぱい生きたいと思います」と意気込んだ。