1998年7月~9月に放送された反町隆史さん主演の連続ドラマ「GTO」(カンテレ・フジテレビ系)が、約26年ぶりに新作スペシャルドラマとして復活することが分かった。2024年春、カンテレ・フジテレビ開局65周年特別ドラマ「GTOリバイバル」として放送される。
ウナギノボリ
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「GTO」は元暴走族の伝説のヘッドで教師の鬼塚英吉の活躍を描く。原作は藤沢とおるさんの同名マンガ(講談社)。98年に反町さん主演、松嶋菜々子さんがヒロイン役で実写化され、全12話の平均視聴率(世帯、ビデオリサーチ調べ)は関東で28.5%(最終回は35.7%)と高視聴率を記録。反町さんが作詞し、歌った主題歌「POISON~言いたい事も言えないこんな世の中は~」も大ヒットした。
立場や損得とは無縁の鬼塚が、生徒や学校の問題に命がけでぶつかっていき、社会の裏側にくすぶっている問題を解決した「GTO」。「GTOリバイバル」でも、鬼塚が問題だらけの高校に教師として赴任し、悩みを抱えた生徒たちに鬼塚流の熱血授業を繰り広げる。
時代は平成から令和へと変わり、当時はなかったSNSでの誹謗(ひぼう)中傷やトラブルも増加。ますます生きづらくなってきている現代で、かつて「グレート・ティーチャー」と呼ばれた男は、令和の高校生とどう向き合っていくのか。物語の詳細やキャストは後日発表される。
反町さんは、約26年ぶりの復活に「実は、これまでにも何度か『GTO』やりませんか?というお話をいただいたりもしたのですが、今このタイミングで復活することに意味があると思い、今回は自分から声を掛けさせていただきました。私自身2人の子どもを育てた今、果たしてどんな鬼塚を演じられるのだろう? そして、現代ならではの問題や悩みを抱えた令和の高校生と鬼塚の生きざまがどのような化学反応を起こして、視聴者に何を伝えることができるのだろう? と興味を持ったからです」とコメント。
そして「時代に関係なく、教師と生徒の関係で大切なことは何かをズバリ伝えられたらと思っています。今の年齢で鬼塚役をやることの意味と責任を感じながら、『GTO』を応援してくださるファンの方々の期待を裏切らないよう作っていきたいと思います!」と意気込んだ。
安藤和久プロデューサーは「これまで、日本国中で作られたドラマの中で、25年ぶり(放送時は26年ぶり)に制作できるドラマは中々ありません。これも反町隆史さんの演じた鬼塚英吉が数々の伝説を残してくれたお陰です。また、原作者の藤沢とおるさんが描いてくれた素晴らしいキャラクターのお陰です。令和の時代こそ、鬼塚英吉のような教師がいてくれれば、どれだけ子供たちが幸せになれるのか。視聴者の皆様に一緒に考えてもらえるようなドラマを目指し、反町隆史さんと一緒に制作しています。来春、乞うご期待ください」とアピールした。
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