大泉洋：歌手として紅白初出場も、「何でもやります！」と“司会奪還”にも意欲？

　俳優の大泉洋さんが、大みそかに放送される「第74回NHK紅白歌合戦」に出場することが11月13日、NHKホール（東京都渋谷区）で行われた会見で発表された。2022年まで3年連続で紅白の司会を務めていた大泉さんだが、今年は“白組歌手”として初出場。会見では「玉置浩二さんに曲を作っていただきまして。曲の配信がついこの前だったものですから、紅白に出られるとは思ってもみず。お正月は家族と札幌で過ごすつもりでいたもので」と驚きを明かし、「まずは飛行機のチケットをバラさないと（予約キャンセル）な」と話し、記者たちの笑いを誘った。

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　紅白のステージで歌唱することが濃厚なのは、10月にリリースされた「あの空に立つ塔のように」。大泉さんと同じ北海道出身の玉置浩二さんが作曲・プロデュースし、大泉さんが作詞した。

　大泉さんは「誰よりも紅白への愛情は深いと思っています。スタッフの皆様には『何でもやります！』と。私が自分の歌を全力で歌わせていただくのはもちろんでございますが、ほかにやれることがございましたら何でもして紅白歌合戦を盛り上げていきたいと。もし、やっぱり司会をしてほしいということであれば『始まったらずっとそこ（司会席）にいても大丈夫』とお伝えしました」と“司会奪還”への意欲ものぞかせながら、再び紅白を盛り上げることを誓った。

　ただ「果たして家族は喜んでくれるのかは若干不安」とポツリ。「娘が久しぶりの札幌で過ごす年末を楽しみにしていたので。私は喜んでおりますが……」と語っていた。

　第74回NHK紅白歌合戦は「ボーダレス－超えてつながる大みそか－」をテーマに、12月31日午後7時20分～同11時45分放送（途中ニュースで中断あり）。司会を、有吉弘行さん、橋本環奈さん、浜辺美波さん、高瀬耕造アナウンサーの4人が務める。