ブギウギ:スズ子が富山で出会った女中・静枝の言葉「胸にグサッとくる」

NHK連続テレビ小説「ブギウギ」の第65回の一場面  (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「ブギウギ」の第65回の一場面  (C)NHK

 趣里さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第65回が1月4日に放送された。 スズ子(趣里さん)が慰問で訪れた富山で出会った女中の静枝(曽我廼家いろはさん)の言葉が、視聴者の間で話題になった。

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 第65回は、上海の羽鳥善一(草なぎ剛さん)は、音楽会の準備を進めていた。羽鳥は、黎錦光(浩歌さん)が作曲した「夜来香」にブギを取り入れた音楽をやりたいと考える。

 茨田りつ子(菊地凛子さん)は、鹿児島の海軍基地を訪れる。そこで、特攻隊員のために歌ってほしいと要請を受ける。

 スズ子は慰問に訪れた富山で、旅館にいた幼い女の子と触れ合い、その母で女中の静枝に声をかける。静枝の夫は南方で戦死しており、「勇敢に戦ったと聞いております」と明かした。

 静枝は「夫は私の誇りです。お国のために命をささげました。つらくはないがです。悲しくもないわ」と強がる。夫は「勝って帰る」と書いた手紙をよこしたという静枝に、スズ子が「日本は勝てるやろか」と問いかけると、静枝は「勝ちます。そうでなきゃ、夫は犬死にです」とつぶやいた。

 SNSでは静枝の言葉に「『犬死に』。すごくむごい言葉。胸にグサッとくる」「重すぎる言葉だ」「胸が苦しくなった」「戦争未亡人役の女優さんの表情のすごみ」「スズ子としては六郎と重なるよね……」などの声が続々と上がった。

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