伊藤沙莉さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第3週「女は三界に家なし?」(4月15~19日)の週間平均視聴率(世帯)が16.5%(ビデオリサーチ調べから算出、関東地区)だったことが4月22日、分かった。
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同週では、17日放送の第13回、19日放送の15回の世帯視聴率が16.9%の番組最高タイをマークするなど好調を維持。週平均でも、第1週「女賢しくて牛売り損なう?」(4月1~5日)の16.2%、第2週「女三人寄ればかしましい?」(4月8~12日)の16.4%を上回った。
「虎に翼」は、日本初の女性弁護士で、後に裁判官を務めた三淵嘉子さん(1914~84年)の人生をモデルとしたオリジナルストーリー。ヒロインとその仲間たちが、困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子供や追いつめられた女性たちを救っていく姿を描く、リーガルエンターテインメントだ。
第3週では、生徒数が減り、存続の危機に陥る明律大学女子部。宣伝のため2年生の寅子(伊藤さん)たちは、3年生と合同で法廷劇を上演することになった。よね(土居志央梨さん)は、涼子(桜井ユキさん)が書いた法廷劇の脚本を「甘い」と批判し、寅子と言い合いになる。
本番の日。女子部をからかう男子学生・小橋(名村辰さん)らの妨害があり、法廷劇は中止に追い込まれる。
この騒動で、けがをしてしまったよねを運んだ女子部一同は、よねが働きながら苦労して弁護士を目指していることを知る。かける言葉が見つからない寅子は、法廷劇の元となった実際の事件を徹底的に調べようと提案する。
急に謝罪したいと言い出した涼子から、学長(久保酎吉さん)が元の事件を脚色し、かわいそうな女性を女性たちが弁護しているように見えるよう改変してしたことが明かされる。
「都合よく使われた」ことに憤慨する寅子やよねたち。一方、花江(森田望智さん)も抱えていた思いを吐露する。こうして弱音や怒りを吐き合いながら、寅子たちは女子部を卒業し……と展開した。
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