タイガーマスク:34年ぶり新作アニメ「W」今秋放送 現代を舞台に2人のタイガーマスクが活躍

今秋に放送を開始するテレビアニメ「タイガーマスクW」のキービジュアル (C)梶原一騎・辻なおき/講談社 (C)テレビ朝日・東映アニメーション
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今秋に放送を開始するテレビアニメ「タイガーマスクW」のキービジュアル (C)梶原一騎・辻なおき/講談社 (C)テレビ朝日・東映アニメーション

 梶原一騎さんと辻なおきさんのプロレスマンガを原作としたアニメ「タイガーマスク」の新作「タイガーマスクW(ダブル)」が制作され、今秋からテレビ朝日で放送されることが22日、明らかになった。1981~82年に放送された「タイガーマスク二世」以来、34年ぶりの新作テレビアニメで、現代を舞台に、初代タイガーマスク・伊達直人が残した“遺産”を受け継いだ2人の若きプロレスラーの活躍を描く。

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 「タイガーマスク」は、梶原一騎さん原作、辻なおきさん作画のプロレスマンガの金字塔で、1969年にアニメ化。81~82年にアニメ「タイガーマスク二世」も放送され、2013年には俳優のウエンツ瑛士さん主演で実写映画も公開されている。

 「タイガーマスクW」は、東映アニメーションの創立60周年記念の一環として制作され、東ナオトと藤井タクマの2人の若きプロレスラーが主人公となる。2人は小さなプロレス団体「ジパングプロレス」の練習生だったが、「ジパングプロレス」は悪質プロレス団体「GWM(グローバルレスリングモノポリー)」に潰されてしまい、報復のためナオトは富士の裾野で訓練を受け「新タイガーマスク」となる。一方、タクマは「GWM」を裏で操る組織「虎の穴」にあえて入り「タイガー・ザ・ダーク」となる……というストーリーが展開する。

 シリーズディレクターを小村敏明さん、シリーズ構成を千葉克彦さんが担当し、キャラクターデザインを香川久さん、アクション作画監督を羽山淳一さんが手がける。プロレス団体「新日本プロレス」の全面協力が実現し、オカダ・カズチカ選手ら実在のプロレスラーもアニメに多数登場する。

 なおキャストは後日、発表される。

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