注目映画紹介:「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」 個性豊かな魔法動物たちがイッパイ!!

映画「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」のワンシーン(C)2016 WARNER BROS ENTERTAINMENT INC.ALL RIGHTS RESERVED.
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映画「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」のワンシーン(C)2016 WARNER BROS ENTERTAINMENT INC.ALL RIGHTS RESERVED.

 大ヒット作「ハリー・ポッター」の新シリーズ「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」(デイビッド・イェーツ監督)が23日に公開された。原作者のJ.K.ローリングさんが脚本も手掛けた。魔法使いの不思議なトランクからニューヨークの街に逃げ出した魔法動物たちが、バラエティーに富んでいて、個性豊かで面白い。

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 ホグワーツ魔法魔術学校の指定教科書の編纂(へんさん)者である、魔法動物学者のニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメインさん)は、絶滅寸前の世界各地の魔法動物が入ったトランクを持って、ニューヨークの街に降り立つ。だが、ひょんなことから動物たちが逃げ出してしまう。そのことから魔法省に追われる身となり、仲間とともに闘っていく……。ニュートを「博士と彼女のセオリー」(2014年)のレッドメインさんが、日本語吹き替え版の声を人気声優の宮野真守さんが担当している。

 ニュートのトランクは、まるで“四次元ポケット”。光るものが大好きでいたずら好きなモグラのようなニフラー。伸縮自在でヘビのようなオカミー。かわいいものからどう猛なものまで、デザイン、動きも緻密につくられたさまざまな魔法動物たちが、オスカー俳優レッドメインさんを振り回す。ニュートが動物たちに愛情を込めて接する姿が可愛らしい。古き良きモダンなニューヨークの街が、光と闇のファンタジーで染まっている。「ハリー・ポッター」シリーズ最後の4作品を手がけたイェーツ監督作。23日からTOHOシネマズ日本橋(東京都中央区)ほかで公開。(キョーコ/フリーライター)

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