ザ・リーダー:三井住友トラストHD大久保哲夫社長 “半沢直樹”が銀行トップに? 信託の未来を語る

三井住友トラストHD大久保哲夫社長(右)と高井美紀アナ=MBS提供
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三井住友トラストHD大久保哲夫社長(右)と高井美紀アナ=MBS提供

 経済界を引っ張る経営者にMBSの高井美紀アナウンサーがインタビューし、その人間像を描き出すドキュメンタリー番組「ザ・リーダー」(MBS、関西ローカル)が12日午前5時から放送される。今回は三井住友トラスト・ホールディングスの大久保哲夫社長を紹介する。

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 大久保哲夫社長は1956年生まれの61歳。運動が得意で学生時代はサッカー漬けの生活を送り、1980年、東京大学を卒業して住友信託銀行に入行。不動産や年金事業など信託銀行の主要部門を歴任。2012年には、中央信託銀行との経営統合の責任者として最前線に立ち、今年4月に社長に就任した。

 若い頃から上司にも言いたいことを言ってきたという大久保社長は「『半沢直樹』の世界が現実にあれば、今ここにはいない」と笑う。多忙な銀行員生活を送る一方で、地元の少年サッカーチームのコーチをしていたといい、「近所のスーパーでは何人ものお母さんからあいさつされた」と振り返る。

 番組では「日本で一番信頼してもらえる金融機関でありたい」と話す大久保社長に、少子高齢化が進む中で役割を増すといわれる信託銀行の未来を語ってもらい、生き方に迫る。

 「ザ・リーダー」は、誰もが知っている大企業の社長、ちょっとユニークな中小企業のトップたち、次々とヒット商品を生み出す企業の経営者ら経済界を引っ張るリーダーを、高井アナが訪ね、人心掌握術、健康法、趣味、愛読書などさまざまな話を聞き、“関西経済の潜在力”を探る。次回は12月12日午前6時45分から1時間の年末スペシャルで、パナソニック執行役員兼ジャズピアニストの小川理子さんを紹介する。

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