WBO（世界ボクシング機構）スーパーフェザー級2位の伊藤雅雪選手が7月28日（日本時間29日）、米フロリダのキシミー・シビック・センターで、同級1位のクリストファー・ディアス選手（プエルトリコ）と王座決定戦を行う。世界初挑戦となる伊藤選手は18日、東京都内で行われた発表会見に出席し、意気込みを語った。

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　ディアス選手は23戦全勝のスター候補。厳しい戦いが予想される中、会見で伊藤選手は「客観的に見たら相手が有利だと思うけれど、勝つ自信はある。倒してベルトを持ち帰る。試合が楽しみ」と自信をのぞかせた。

　このところ7連勝（5KO）と絶好調の伊藤選手は、その理由について「以前は（相手が仕掛けてくるのを）待つボクシングだったが、自分から手を出していくようになった。世界を意識し始めたときから倒すボクシングにシフトしてきた。一番大きく変わったのは気持ちの持ち方」と自己分析。さらに今回の一戦について「充実している、一番いいタイミングで世界戦が決まった。オッズをつけるとしたら7対3か6.5対3.5ぐらいで相手が有利だと思うが、自分ならやってしまうんじゃないかという期待感、ワクワク感がある」と意気込んだ。

　伊藤選手とディアス選手によるWBOスーパーフェザー級王座決定戦の模様は「生中継！エキサイトマッチ　伊藤雅雪、世界初挑戦！」と題して、7月29日午前11時からWOWOWライブで生中継する。