終幕のロンド ―もう二度と、会えないあなたに―
第九幕 隠蔽企業に反撃の時…“決心”した遺品整理人
12月8日(月)放送分
俳優の長谷川博己さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」(総合、日曜午後8時ほか)の第2回「道三の罠(わな)」が1月26日に放送され、平均視聴率は17.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。初回の19.1%(同)を下回ったものの、好調を維持した。
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第2回「道三の罠」は、京で知り合った医者の望月東庵(堺正章さん)と、東庵の助手の駒(門脇麦さん)を連れ、光秀(長谷川さん)が美濃へ帰ってくるところから始まる。その頃、美濃の国境には、侵略をもくろむ尾張の織田信秀(高橋克典さん)の大軍が迫っており、兵の数は美濃側の約5倍。多勢に無勢の中、籠城(ろうじょう)を決め込む斎藤道三(本木雅弘さん)に、光秀と道三の嫡男・高政(伊藤英明さん)は不満を抱くが、それこそが敵を欺く道三の作戦だった……。
同回では、美濃に攻め込んできた織田軍と、光秀ら擁する斎藤軍による合戦(市街戦)が20分近くにわたって描かれ、刀や槍(やり)、弓矢で応戦し、落とし穴に投石、火の付いた米俵を転がしたりと、原始的な戦いが繰り広げられた。また、物語の終盤には、道三が、“娘婿(むすめむこ)”で、美濃の守護・土岐頼純(矢野聖人さん)を毒殺する衝撃的なシーンもあった。
息もつかせぬ展開にSNS上には、「あっという間の45分だった」や「面白かった」などといった視聴者の感想があふれ、ツイッターでは「#麒麟がくる」が世界トレンド1位を獲得。また道三役の本木さんがサントリーの緑茶飲料「伊右衛門」のCMキャラクターを長年、務めていることから、頼純をお茶で毒殺したことに対して盛り上がりを見せ、Yahoo!のリアルタイム検索でも「伊右衛門」が急上昇し、放送終了後にはトップに立った。
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