水野美紀:「M 愛すべき人がいて」の“怪演”で再び爪痕残す 「奪い愛」「笑ってはいけない」に続き

(C)テレビ朝日/AbemaTV,Inc.
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  歌手の安斉かれんさん、俳優の三浦翔平さんがダブル主演する連続ドラマ「M 愛すべき人がいて」(テレビ朝日系、土曜午後11時15分/ABEMAで全話独占配信)の4月25日に放送された第2話で、スパルタな鬼講師・天馬まゆみ役でゲスト出演した女優の水野美紀さんの“怪演”が話題だ。水野さんは、2017年に放送された連続ドラマ「奪い愛、冬」(テレビ朝日系)や、続く昨年配信の「奪い愛、夏」(ABEMA)、昨年末に放送された年越し特番「絶対に笑ってはいけない青春ハイスクール24時!」(日本テレビ系)などの“怪演”が話題になっていたが、またしても爪痕を残した形だ。

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 「M 愛すべき人がいて」は、“歌姫・浜崎あゆみ”の誕生まで、そして秘められた出会いと別れを描いた小松成美さんの同名小説(幻冬舎文庫)が原作。脚本は「奪い愛」シリーズの鈴木おさむさんが手がけた。ドラマの主題歌は浜崎さんの「M」。

 水野さん演じる天馬まゆみは、音楽プロデューサーのマサが信頼しているニューヨークの名講師で、奇抜なファッションでアユの前に現れる。天馬はレッスンが始まると、戸惑うアユに「今度『え?』って言ったら燃やすよ?」と暴言を吐き、英語交じりの独特の言い回しでアユを厳しく指導する。また、バケツで水をぶっかける、手に持っていたスティックで突然ドラムを連打する、トレーニングに励むアユに「もっと速く! そのパンチでイノシシをやれるぐらいのパンチを!」と活を入れる(?)など、独自の特訓でアユを追い込んでいく姿が描かれた。

 水野さんの強烈なキャラクターに、SNSでは「笑いが止まらん! 腹痛い!」「いや、こんな先生いるわけねぇだろw」「水野美紀がいい味出てる!」「今、日本で一番自由な女優は間違いなく水野美紀」「何度でも見たい水野美紀のドラムさばき」「無限の可能性を秘めている」と笑いと突っ込みが起こった。

 水野さんといえば、倉科カナさんが主演し、登場人物の「“奪い合う”恋愛=奪い愛」を描いた過激な恋愛ドラマ「奪い愛、冬」では、夫・森山信(大谷亮平さん)が自分から離れていくのを食い止めようとする妻・森山蘭を演じ、話題となった。蘭は夫の浮気現場を押さえるために、クローゼットの中に潜み、倉科さん演じる池内光と夫の信がキスをすると、「ここにいるよー! 見てたよ~!」と言いながら飛び出す……といった“恐怖”シーンには大きな反響があった。

 続く「奪い愛、夏」で水野さんは、年商100億円の40代向けマッチングアプリ会社「ラブネクスト」の敏腕女性社長・花園桜を演じた。ドラマは、桜と広報部の桐山椿(小池徹平さん)、空野杏(松本まりかさん)の危険な三角関係を描いていたが、桜は椿に「1億円で結婚しなさい」と迫ったり、薄笑いを浮かべながら写真に写った杏を針で刺し続けるなどの“怪演”が話題となった。

 さらにバラエティー特番「絶対に笑ってはいけない」では、「奪い愛、夏」で演じた桜を彷彿(ほうふつ)させる大きな帽子をかぶって登場。武田真治さんに馬乗りになってどう喝する鬼気迫る演技を見せたほか、変顔、お笑いコンビ「COWCOW」の決めポーズなども披露し、「ダウンタウン」ら参加メンバーを爆笑させた。

 水野さん自身は「M 愛すべき人がいて」の放送前に、自身のツイッターに演じた天馬の写真をアップし、「もう、せっかくの朝ドラ(NHK連続テレビ小説「スカーレット」の庵堂ちや子役)のイメージが雲散霧消だと事務所スタッフは白目であります」とコメントしていたが、今後、どんな“怪演”で爪痕を残してくれるのか、楽しみだ。

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