今週公開される映画からMANTANWEB編集部の“激推し”作品を紹介する「今週の激推シネマ」。今回は、12月18日に公開された、特撮ドラマ「仮面ライダーゼロワン」の新作映画「劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME」(柴崎貴行監督)、女優の浜辺美波さん主演の「約束のネバーランド」(平川雄一朗監督)を“激推し”する。
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「仮面ライダーゼロワン」は、元号が平成から令和に変わってから1作目となる仮面ライダーで、テレビシリーズは2019年9月~2020年8月に放送。テーマは「AI=人工知能」。ヒューマギア(人工知能搭載型ロボ)が実用化された世界を舞台に、AI企業「飛電インテリジェンス」の青年社長・飛電或人(仮面ライダーゼロワン)が、人工知能技術を巡る戦いに身を投じていく姿が描かれた。
映画は「世界滅亡までの60分間を共に戦う、体感型タイムリミットサスペンス」。同時多発テロにより世界中が大混乱に陥る中、世界滅亡を図るエス(伊藤英明さん)を止めるべく立ち上がる飛電或人(高橋文哉さん)のほか、不破諫(岡田龍太郎さん)、刃唯阿(井桁弘恵さん)、天津垓(桜木那智さん)、さらに「滅亡迅雷.net」の4人それぞれが真相を究明し、世界を救おうと奮闘する……という内容。鍵を握る女性・遠野朱音(山崎紘菜さん)、仮面ライダーアバドンに変身する謎の白服集団も登場する。
特撮ドラマ「仮面ライダーセイバー」の映画「劇場短編 仮面ライダーセイバー 不死鳥の剣士と破滅の本」(柴崎貴行監督)との2本立てとなる。
「約束のネバーランド」は、マンガ誌「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載された白井カイウさん作、出水ぽすかさん画のマンガが原作。小さな孤児院「グレイス=フィールドハウス」で幸せに暮らすエマ、ノーマン、レイがある日、「孤児院で幸せに育てられていた子供たちは、実は食用児として鬼に献上されるために飼育されている」という孤児院とママ(育ての親)に隠された衝撃の真実を知り、生きるために“脱獄”を決意する……というストーリー。
浜辺さんが主人公の少女エマを演じ、映画「万引き家族」に出演した城桧吏(じょう・かいり)さんが少年レイ役、特撮ドラマ「仮面ライダージオウ」のウール役などで知られる板垣李光人(りひと)さんが少年ノーマン役、北川景子さんがグレイス=フィールドハウスの子供たちの最愛のママ・イザベラ役、渡辺直美さんがイザベラの手下のクローネ役で出演する。原作では、孤児たちが鬼向けに出荷される年齢は12歳の設定だが、映画では16歳に引き上げて描かれる。
そのほかに、のんさん主演の映画「私をくいとめて」(大九明子監督)、米DCコミックスのスーパーヒロインの活躍を描く実写映画「ワンダーウーマン 1984」(パティ・ジェンキンス監督)が12月18日に公開された。
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