今週の青天を衝け:第31回「栄一、最後の変身」 日本初の銀行づくりは? 熾烈な駆け引き、ぶつかりあう思惑

NHK大河ドラマ「青天を衝け」第31回の一場面 (C)NHK
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NHK大河ドラマ「青天を衝け」第31回の一場面 (C)NHK

 俳優の吉沢亮さん主演のNHK大河ドラマ「青天を衝(つ)け」(総合、日曜午後8時ほか)第31回「栄一、最後の変身」が10月17日に放送される。栄一(吉沢さん)たちは、日本で初めてとなる銀行づくりに乗り出した。さっそく、豪商の小野組、三井組に協力を依頼するも難航。民間の合同によって銀行をつくりたい栄一と、独自に銀行をつくりたい三井は対立し、三野村利左衛門(イッセー尾形さん)と熾烈(しれつ)な駆け引きを繰り広げる。

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 そのころ、富岡製糸場の操業を始めたい惇忠(田辺誠一さん)は、工女が集まらないことに悩んでいた。西洋式への誤解から、「生き血を取られる」とうわさが立っていたのだ。誤解を解かねばならない。惇忠は、娘のゆう(畑芽育さん)に伝習工女になってほしいと頼み込む……。予告編には「ぶつかりあう思惑」との文字も映し出されている。

 「青天を衝け」は、“日本資本主義の父”と称される渋沢栄一が主人公で、連続テレビ小説(朝ドラ)「風のハルカ」(2005年度後期)、「あさが来た」(2015年度後期)などの大森美香さんが脚本を担当。「緻密な計算」と「人への誠意」を武器に、近代日本のあるべき姿を追い続けた渋沢の生きざまを描く。

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