娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?
最終回 捨て身の復讐、決着。
12月23日(火)放送分
上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」(総合、月~土曜午前8時ほか)第10回が11月12日に放送。戦争の影響による甲子園中止の通達で、勇(村上虹郎さん)が絶望する様子が描かれ、視聴者から反響を呼んだ。
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第10回では、安子(上白石さん)と稔(松村北斗さん)の関係を知りつつも、安子への恋心を諦めることはできない勇(村上虹郎さん)。複雑な思いを抱えたまま、甲子園出場を目指してひたすらに練習に励んでいた。しかし、若い男性には召集令状が届きはじめ、連日ラジオからは各国の戦況を伝える臨時ニュースが。勇にとって最後の夏にも戦争の波が襲いかかる。着実に戦争が日常を変えていく中、安子の心も大きく揺れ動いていて……という展開だった。
甲子園の中止を伝えられ、しゃがみ込んでいる勇と神社で出会った安子。安子が「勇ちゃんが甲子園に行けますように」とお祈りし、無邪気な笑顔を見せると、勇は「甲子園は中止になった。最後の夏は終わったんじゃ」と返答。事情を知らなかった安子は謝りつつ、「稔さんが言うてたよ。勇ちゃんにゃあとてもかなやあせんて。こうと決めたら曲げん強え信念を持ってるて」と語ると、勇は「何でおめえはそねん」といって安子にハグ。安子から拒否されると「わしにゃあ野球しかなかった。兄さんに勝てるとしたら野球しか……」といって走り去った。
SNSでは「中止を聞いた勇ちゃんの表情、つらかった……」「勇ちゃんの絶望感で号泣」「勇ちゃんがあまりにもつらすぎる回だったなあ」「勇ちゃんを思うと胸が苦しい」と共感する声が寄せられた。
「カムカムエヴリバディ」は、朝ドラ史上初の3人のヒロインが織りなす100年のファミリーストーリーで、昭和、平成、令和の時代に、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代親子を描く。上白石さんは祖母の安子役、深津さんは母のるい役、川栄さんは娘のひなた役として、バトンをつなぐ。
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