最愛:母として、リーダーとして “梓”薬師丸ひろ子の“最愛”に感動の声(ネタバレあり)

連続ドラマ「最愛」に出演している薬師丸ひろ子さん(写真は第2話)(C)TBS
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連続ドラマ「最愛」に出演している薬師丸ひろ子さん(写真は第2話)(C)TBS

 女優の吉高由里子さん主演の連続ドラマ「最愛」(TBS系、金曜午後10時)の第9話が、12月10日に放送された。真田梨央(吉高さん)の母で真田グループを束ねる梓(薬師丸ひろ子さん)の生きざまにSNSには感動の声が渦巻いた。

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 ◇以下、ネタバレがあります

 昭(酒向芳さん)の遺体と共に池から発見されたウェルネスホームのペンは、梓(薬師丸ひろ子さん)が会社設立記念で作った特注品だった。ペンを持っているのは梨央(吉高さん)、加瀬(井浦新さん)、後藤(及川光博さん)、政信(奥野瑛太さん)、梓の5人で、警察はこの中の誰かが事件の時に落とした可能性があるとにらんでいた。

 政信が社長の「真田ビジネスサービス」の30周年記念パーティーの翌日、真田ウェルネスの寄付金詐欺疑惑と、しおり(田中みな実さん)の不審死に関する週刊誌のスクープ記事が出て、梨央は窮地に陥る。

 梨央が加瀬と梓にペンのありかを聞くと、加瀬は持っていたものの、「見当たらないのよ」と答えていた梓。しかし、警察から聞かれると、梓は「どこかにあるとは思うんですけど」としらを切り、しおりが死んだ時刻のアリバイもないことが判明。不安なものを感じる梨央に、梓は白川にいた頃好きだったタマゴサンドを持たせる。その後大輝と会った梨央は、「私はようわからん、母のこと……」と打ち明ける。

 次第に報道は過熱。そんな中、梓は、梨央に電話をかけ「あなたに約束してほしいことが二つある」と話し、「一つ目は後藤さんのこと。彼とはうまくやりなさい。梨央と後藤さん、2人で真田グループを支えてほしい」「それからもう一つ薬は絶対あきらめないこと」と伝える。そして「私、やっぱりお母さんには向いてないみたい、ごめんね」と語りかけて電話を切る。

 その後、後藤による寄付金詐欺疑惑の責任をかぶって、緊急会見を開いた梓。テレビ越しに梨央と後藤が見守る中、寄付金詐欺については自分の一存であると話す。そして、「娘も、真田家の人間も、誓って殺人には関わっておりません」とりんとした表情で訴え、現場に駆けつけた政信にも温かいまなざしを向ける。そして、警察に出頭しようとする梓は、同行しようとする加瀬に「一人で大丈夫」と言い残し、車に乗り込むのだった……。

 同話は、梓のモノローグで始まり、第2話で「私の会社で仕事してみない? 資金なら出せるわよ、あなたの夢に」と梨央に語りかけたシーンなどがプレーバック。宇多田ヒカルさんの主題歌「君に夢中」も、梓が真田家の人間の殺人への関与を否定する場面で流れ、SNSでは「圧巻」「涙が止まらん」「すごい」など薬師丸さんの演技に絶賛の声があふれた。

 さらに、梓の“最愛”について考えるさまざまな意見も飛び出し、「梓さんが母過ぎて泣く」「家族を守るためにひとり矢面に立つなんて、まさにお母さんじゃん」という意見や、「会社を守ることが最愛である家族を守ること」といった声があった。さらに「家族の守り方が梓さんと達雄さん、同じなんよ。これこそ本当に無償の愛なんだろう」という声もみられた。

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