親愛なる僕へ殺意をこめて:山田涼介 連続殺人事件の容疑者の息子 “二重人格”に葛藤する主人公

10月5日スタートの連続ドラマ「親愛なる僕へ殺意をこめて」で主人公・浦島エイジを演じる山田涼介さん=フジテレビ提供
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10月5日スタートの連続ドラマ「親愛なる僕へ殺意をこめて」で主人公・浦島エイジを演じる山田涼介さん=フジテレビ提供

 人気グループ「Hey!Say!JUMP」の山田涼介さん主演の連続ドラマ「親愛なる僕へ殺意をこめて」(フジテレビ系、水曜午後10時)が10月5日に始まる。初回は拡大スペシャル。原作は累計発行部数120万部を突破した井龍一(いのりゅう・はじめ)さん作・伊藤翔太さん画の同名マンガ(講談社)。自分は二重人格と知った大学生の浦島エイジ(山田さん)が「もう一人の自分」が殺人を犯しているかも、と不安に駆られ、真相を明らかにしようとする姿を描くサスペンス。

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 ここでは、主人公のエイジを紹介する。

 ◇秘密抱える享楽主義者

 エイジは明京大学の2年生。平凡でも「人生楽しんだもん勝ち。楽しければそれでいい」との思いで、学友とヘラヘラ笑いながら過ごしている。だが、その笑顔の裏に過酷な宿命を秘めていた。エイジの自殺した実父・八野衣真(早乙女太一さん)は、連続殺人事件の容疑者・LLだった。

 加害者遺族として悲惨な人生を耐え抜いてきたエイジは、大学ではその過去をひた隠し、つらい現実をごまかそうと無理に笑顔を作っていた。恋人の雪村京花(門脇麦さん)といる時だけは素直に笑える。

 ある日、LLの殺人を模倣した事件が発生する。事件発生時の記憶が無かったエイジは、自分が二重人格という衝撃の事実を知る。別人格“B一”は、LLの模倣事件の犯人の可能性も。エイジは、真実を知るための行動に出る。

 ◇初回ストーリー

 ある日、畑葉子という女性の惨殺死体が河川敷で発見される。殺害方法はLL事件と酷似した残酷なものだった。かつてLL事件を捜査した警視庁管理官・猿渡敬三(髙嶋政宏さん)は、部下の桃井薫(桜井ユキさん)らに捜査を指示する。

 朝、エイジは偶然、自宅押し入れの天袋から1万円札が落ちてくるのを見る。天袋を開けると、バッグ入りの大量の札束と、スマートフォン1台があった。不審に思いつつ大学へ向かったエイジは、知らない間に3日間も寝込んでいたと知る。しかもその間、エイジは恋人の京花や友人らにSNSで連絡していたが、身に覚えがなかった。

 記憶の飛んだ3日間は、葉子の失踪日から、遺体で発見されるまでの期間でもあった。訪ねてきた桃井にその話を聞かされて動揺するエイジ。桃井は「畑葉子はお前の彼女だよな?」と、エイジが喫茶店で葉子と会っていた映像も突きつける。

 そんな中、エイジの元に、半グレ集団「スカル」のリーダー“サイ”こと佐井社(尾上松也さん)から連絡が。サイは葉子の働くデートクラブ「アリス」を運営していて……。

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