ザ・トラベルナース:セクハラ繰り返すモンスターペイシェント “静”中井貴一の制裁に「爽快な最後」(ネタバレあり)

連続ドラマ「ザ・トラベルナース」第3話の一場面=テレビ朝日提供
1 / 1
連続ドラマ「ザ・トラベルナース」第3話の一場面=テレビ朝日提供

 岡田将生さん主演の連続ドラマ「ザ・トラベルナース」(テレビ朝日系、木曜午後9時)の第3話が11月3日に放送され、看護師たちにセクハラとパワハラを繰り返す患者「モンスターペイシェント」へのスーパーナース・九鬼静(中井貴一さん)の対応に、視聴者から「さすがです九鬼さん」「爽快な最後だな~最高の世直し制裁!」「九鬼さんほんとに賢くてスカッとする」といった声が続出した。

あなたにオススメ

 ◇以下、ネタバレがあります

 ドラマは、人気シリーズ「ドクターX ~外科医・大門未知子~」(同局系)などで知られる中園ミホさんのオリジナル脚本。フリーランスの看護師「トラベルナース」の那須田歩(岡田さん)と、謎多きスーパーナースの静が、ナースを見下す医師がはびこる「天乃総合メディカルセンター」を舞台に、医療現場を改革していく。

 第3話では、看護師たちをセクハラで困らせる会社経営者・三雲大悟(村杉蝉之介さん)が登場。見かねた歩が、三雲を厳しく注意するが、病院にクレームが入り、大問題に発展してしまう。そんな中、なぜか深夜に一人で廊下を歩いていた三雲が転倒し、骨折。問題は続き、看護師の向坂麻美(恒松祐里さん)が三雲の点滴薬を間違えてしまうミスを犯す。

 幸いにも三雲の体に支障はなかったが、三雲はさらに高圧的な態度となり、病院側に対して怒り狂う。三雲の妻の弓枝(杉田かおるさん)も激怒。怒りの矛先は歯に衣(きぬ)着せぬ物言いを繰り返す歩にも向けられ、弓枝が弁護士をつけて病院と歩に損害賠償請求を起こす。静は、歩に対して「プライドだけが無駄に高く、感情も制御できないバカナース。のみならず、リスクヘッジもできないクソガキです。まさに自業自得」と突き放す。

 そんな中、静は三雲を車椅子に乗せて屋上へ連れ出す。そこに歩と弓枝もやってくると、静はポケットからボイスレコーダーを取り出す。そこには、三雲の日々の看護師に対するセクハラ発言が録音されていた。静は三雲を要注意人物としてマークしていたといい、タブレットも取り出して、三雲が骨折したときの動画を流す。三雲は医師に止められていたアルコールをこっそり摂取し、泥酔して骨折したというのが真相だった。

 三雲が看護師に抱きつく証拠映像も静は録画していた。三雲が「患者をゆする気か!」と怒ると、「そんな“せこい”ことはしません。ナースは人を見て、人を治す。私は、あなたのその腐った性根を治して差し上げたいだけです」と不敵に笑った。弓枝はセクハラ動画を見て、夫に激怒。病院と歩に対する訴訟を取り下げ、落着した。

 SNSでは「九鬼さん用意周到すぎ」「九鬼さんさすが。スッキリ」「中井貴一さんステキだなあ。熟練の演技、毎週楽しみ」「毎回貴一っちゃん(九鬼さん)見てるとスカッとする」「今日もクソガキ歩ちゃんと毒舌静さんコンビが最高」といった声が上がっていた。

テレビ 最新記事