人気刑事ドラマ「相棒season21」（テレビ朝日系、水曜午後9時）の第9話「丑（うし）三つのキョウコ」が12月14日に放送され、特命係の杉下右京（水谷豊さん）の口癖「一つよろしいですか？」が劇中SNSでトレンド入りする一幕があった。

あなたにオススメ

来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹”　朝ドラヒロインまで手が届くか

　同話では、「白いコートの女“丑三つのキョウコ”に出会ったら最後、心臓をえぐり取られて殺される」という都市伝説が話題の中、殺人事件の現場付近で、白い服の女が徘徊（はいかい）する姿が撮影され「キョウコが出現！」とますます持ち切りになる。

　一方、SNSでは撮影された“キョウコ”は偽物だと主張する人物も現れる。右京がコンタクトを取ると、偽物だと主張するのは動画配信者の松田（寺山武志さん）という男だった。松田は同じ時間に別の場所で、血だらけの“キョウコ”を見たと主張して……と展開した。

　右京の聴取に真面目に応じたように見えた松田だったが、実は右京のことを隠し撮りしていた。そして右京の「一つよろしいですか？」がループするMADムービーを制作し、自身のSNSで「キョウコの目撃情報、刑事にまで聞かれた！」との題で拡散。“右京MAD”はバズり、トレンド入りした。

　右京は、行きつけの小料理屋「こてまり」の女将・小出茉梨（森口瑤子さん）に「いいねの数もすごいですよ～」と知らされると、「胸ポケットに小型カメラを仕込んでいたようですねえ。僕としたことがうかつでした」とおかんむりだった。

　現実のSNSでも、視聴者が「右京MADwwwwwww」「右京さんがネットのおもちゃに」「右京さんの『一つよろしいですか？』のループ動画ほしい」「右京さん最近ネットでさらされすぎでしょw」と反応し、大盛り上がりだった。