海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
俳優の竜星涼さんが主演を務める連続ドラマ「スタンドUPスタート」(フジテレビ系、水曜午後10時)の第4話が2月8日に放送された。投資会社「サンシャインファンド」の社長・三星大陽(竜星さん)と、大陽からの出資でゲームアプリ会社「ハイパースティック」を興した小野田虎魂(おのだ・どらごん、吉野北人さん)の絆が描かれ、「"兄弟感"がすごい」と話題になった。
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◇以下、ネタバレがあります
ドラマは、マンガ誌「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載中の福田秀さんの同名マンガが原作。投資会社「サンシャインファンド」の社長・三星大陽が、失敗や挫折を経験した人々に「スタートアップ(起業)しよう!」と声を掛け、“人間再生”に取り組む姿を描く。
虎魂が社長を務める「ハイパースティック」は、業績こそ順調に伸ばしていたものの、社員たちは過酷な労働環境下で疲弊していた。この状況に心を痛めた虎魂は、行きつけの居酒屋で「社長をやめたい」と弱音を吐いてしまう。
すると、たまたま近くの席で虎魂の話を聞いていたM&Aアドバイザーの野本優作(竹財輝之助さん)から、ハイパースティックを“イグジット”したらどうかと声を掛けられる。イグジットとは、創業者が第三者に株式を売却し利益を得ることを意味し、ハイパースティックをもっと大きなゲーム会社に買収してもらってはどうかという提案だった。
大陽のもとを訪れた虎魂は、この件について相談するが、大陽は「今のお前じゃ、きっとろくなM&Aにならないと思う」と反対。虎魂が納得できずにいると、大陽は、「M&Aするもよし、しないもよし。ただし、俺には頼らないこと」と言い放った。
数日後、虎魂は野本から、大手ゲーム会社「バンパー」がハイパースティックのM&Aを検討していると聞かされる。虎魂は社員たちを今より良い環境で働かせることを条件に契約を締結。しかし、バンパーのユーザーを課金中毒にするやり方がどうしても受け入れられない虎魂は、契約を取り消して欲しいと野本に頼み込む。しかし、野本は「もう君の会社じゃないんだから」と虎魂の訴えを拒否した。実は野本はバンパーとつながっており、最初から虎魂をカモにするつもりで近づいていたのだった。
事の重大さに気付いた虎魂は、大陽のもとを訪れ「絶対売らない! 俺は絶対にバンパーに会社は渡さない!」と断言。大陽は「それがお前の意思なら、俺は全力で協力するよ」とほほ笑み、「みその銀行」の融資担当からM&Aアドバイザーに転職した羽賀佳乃(山下美月さん)と共に、バンパー社長・勝又(板尾創路さん)の元へ向かうのだった。
大陽たちの"作戦"によって、バンパーからのM&Aを阻止することに成功。その後、ハイパースティックは、小学生向けのオンライン塾「ニュージェネ学院」に1億5000万円で買収されることになった。
虎魂は「一から経営勉強して、またヒットゲーム作ります」と宣言。続けて、「大陽さん、本当にありがとうございました」と感謝を伝えた。この言葉に、大陽は「俺はもしかしたらお前のアニキになってみたかったのかもな」と返すと、虎魂は「アニキって呼んでもいいっすか!」と笑い、「アニキ!」と連呼した。
SNSでは、「アニキと言われてニヤついている竜星涼を拝める日がくるなんて……」「兄貴~! って抱きついてぴょんぴょん飛んでる吉野北人、本当にかわいい」「2人の“兄弟感”が本当に最高!」「大陽の一番弟子はずーっと虎であってほしい」「かわいい2人に癒やされた」などさまざまな声が上がっていた。
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