消防官の活躍を描く曽田正人さんの人気マンガ「め組の大吾」の新作が原作のテレビアニメ「め組の大吾 救国のオレンジ」の収録がこのほど、スタートし、主人公・十朱大吾の声優を務める榎木淳弥さんがコメントを寄せた。榎木さんは「大吾らしい、自己犠牲精神が垣間見えるシーンもあって、初回から胸にグッとくる内容になっているんじゃないかなと思います」と話している。

あなたにオススメ

“あの頃”のジャンプ：実写ドラマ化も話題「ウイングマン」　1983年を振り返る

　第1話は、八代拓さんが演じる斧田駿の目線で現場の救助シーンが描かれるといい、榎木さんは「八代君がしっかりと声を出して、現場が熱くなっていたので、すごく良いテンションで（収録が）スタートしたんじゃないかなと思います！　これからまた登場人物がどんどん増えていくので、もっともっと熱い現場になりそうです」と収録現場の様子を明かした。

　4月14日の「オレンジデー」にちなみ、特別企画がスタートした。オレンジデーは、愛し合う2人がオレンジやオレンジ色のものを贈り合い、愛を深める日。身の回りにあるオレンジ色のものを見つけ、ツイッターでハッシュタグ「＃救オレ_オレンジミッション」を付けて投稿すると、抽選で愛媛のみかん・貴賓（きひん）を使用したジュースなどがプレゼントされる。

　貴賓とのコラボ企画「＃め組の大吾 究極のオレンジ」も実施する。同作のメインキャラクターである大吾、駿、中村雪にちなみ、「大吾の木」「駿の木」「雪の木」と名付けたみかんの木を設け、それぞれの木の成長の様子を公式SNSで伝える。“究極のオレンジ＝貴賓”として成長したみかんは、大吾役の榎木さん、駿役の八代さん、雪役の佐倉綾音さんへ贈られる。

　「め組の大吾 救国のオレンジ」は、2020年10月に「月刊少年マガジン」（講談社）で連載をスタート。「め組の大吾」の主人公・朝比奈大吾の魂を引き継ぐ若い3人の消防官の成長が描かれている。十朱大吾、斧田駿、中村雪の3人の消防官が、精鋭部隊である特別救助隊（通称オレンジ）の隊員を目指す。「め組の大吾」で朝比奈大吾のライバルだった甘粕士郎も登場する。

　アニメは「ベイビーステップ」「不滅のあなたへ」のむらた雅彦さんが監督を務め、「夏目友人帳」などのブレインズ・ベースが制作する。今秋に放送される。