ポツンと一軒家:島根の山奥の「和紙の資料館」 石州和紙の歴史を紡ぐ夫婦

4月16日放送の「ポツンと一軒家」の一場面=ABCテレビ提供
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4月16日放送の「ポツンと一軒家」の一場面=ABCテレビ提供

 日本各地の人里離れた一軒家で暮らす人を追うバラエティー番組「ポツンと一軒家」(ABCテレビ・テレビ朝日系、日曜午後7時58分)。4月16日は、4月9日放送の捜索中に立ち寄った「和紙の資料館」へ再訪する。

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 前回の捜索中、案内を買って出てくれた男性がうっかり間違えて立ち寄った「和紙の資料館」。島根県の山奥にある二階建ての日本家屋で、捜索隊を快く迎えてくれたのは70代のご夫婦だった。

 聞くと、そこはかつて7世帯ほどが暮らす小さな集落。1963年の大豪雪を機に他の世帯は引っ越していったという。ご夫婦も47年前にふもとの集落へ引っ越したそうだが、約30年前に趣のある一軒家を民宿と資料館に改装した。

 紙漉(す)きの技術を持っていたご主人の先祖がこの地にやってきたのは400年前。この地に伝わる紙「石州和紙」を長年作り続け、江戸時代には御用紙漉き師として藩主に仕えてきたのだという。

 ご主人は14代目で、11代目までは紙漉きを家業にしていた。こうした背景もあり、奥様が30年前に紙漉きの技術を学び始め、長く使われていなかった当時の紙漉き場を活用。ご主人は石州和紙の歴史を伝えるために資料館を始めたのだという。石州和紙の歴史を紡ぐご夫婦の暮らしぶりに密着する。

 スタジオゲストは前回に続き女優の中越典子さんと中村アンさん。

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