終幕のロンド ―もう二度と、会えないあなたに―
最終幕 隠蔽を許さない…遺品整理人、最後の戦い
12月22日(月)放送分
伊藤沙莉さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)。5月27日から始まる第9週「男は度胸、女は愛嬌?」では、成長した猪爪直明役でダンス&ボーカルグループ「BE:FIRST」の三山凌輝さんが登場する。三山さんは朝ドラ初出演。
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演じる直明は、ヒロイン・寅子(伊藤さん)の弟。純粋な性格で家族思い。責任感が強く、家計を支えるため自分を犠牲にしようとするような一面も……。
三山さんは、今年1月の出演発表の際「まさか自分が連続テレビ小説に出演させていただことになるとは思いもしませんでしたが、役者としての一つの大きな目標でしたので、心から感激し、同時に身が引き締まる思いです」とコメント。「たくさんの方に愛される素晴らしい作品にワクワクしています。魂を注いで作品の一部になれるよう、魅力的な直明を演じられるように精進いたします。よろしくお願いいたします」と語っていた。
「虎に翼」は、日本初の女性弁護士で、後に裁判官を務めた三淵嘉子さん(1914~84年)の人生をモデルとしたオリジナルストーリー。ヒロインとその仲間たちが、困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子供や追いつめられた女性たちを救っていく姿を描く、リーガルエンターテインメントだ。
第9週では、昭和20(1945)年。度重なる空襲から逃げるため、寅子と花江(森田望智さん)は子供たちを連れて疎開していた。
やがて終戦。岡山にいた弟・直明と再会するも、働いて家族を助けると言う直明に納得できない寅子。そんな中、体調を崩していた直言(岡部たかしさん)がある重要な知らせを隠していたことが発覚。これまでの後悔と秘密をすべて打ち明けて、直言は安らかに亡くなる。
悲しむ寅子の目に飛び込んできたのは新聞の「日本国憲法」の文字。そこには、「すべての国民は法の下に平等」だと書かれていた……と展開する。
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