古畑任三郎:唐沢寿明がイケメンの“クイズ王”に 収録現場で“衣装係”伊集院光ともみ合ううちに 6月7日に第2シリーズ第6話を放送

「古畑任三郎 第2シリーズ」の一場面(C)フジテレビ/共同テレビ
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「古畑任三郎 第2シリーズ」の一場面(C)フジテレビ/共同テレビ

 故・田村正和さん演じる刑事・古畑任三郎が、完全犯罪をもくろむ犯人たちの難解なトリックを、卓越した推理力で解いていくフジテレビの人気ドラマシリーズ「古畑任三郎」。1994年の放送開始から30周年を迎えたことを記念して、フジテレビの平日午後1時50分~3時45分の再放送枠「ハッピーアワー」で各日2話ずつ放送されている(関東ローカル、TVerとFODで配信)。ここでは、6月7日放送の第2シリーズ第6話を紹介する。

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 ◇第2シリーズ第6話「VSクイズ王」(6月7日午後1時50分~2時48分)

 唐沢寿明さんがクイズ王役でゲスト出演した第2シリーズの第6話(初放送は1996年2月14日)。出演は、田村さん、唐沢さん、伊集院光さん、西村雅彦さん、松尾貴史さんら。脚本は三谷幸喜さん。

 物語は……千堂謙吉(唐沢さん)は収録のためテレビ局へと向かった。千堂はクイズ番組で連勝中の“クイズ王”で、この日は8連勝がかかっていた。甘いマスクで女性ファンも増え、CMにも出演するほどの人気ぶりで、局前には追っかけギャルが待ち構えていたが、表面的にはにこやかに控え室に入る。

 メークの最中、編成担当の海老沢(近藤芳正さん)とプロデューサーの牛島(佐戸井けん太さん)がやってきて、CMを話題にご機嫌をとるが、千堂は「前回の撮り方はなってない」と横柄な態度を取る。

 古畑(田村さん)は今泉(西村さん)と千堂に挑戦する最後の予選のために、そのテレビ局に来ていた。

 千堂は事前に海老沢らから、クイズのキーワードとなる数字を聞いていた。それが連勝の裏に隠された秘密だったが、海老沢から「もう教えられない」と伝えられる。千堂は「無敵のチャンピオンを作りたいといったのはあなただ」と納得できないと抗議するが、一部週刊誌もかぎつけており、海老沢は千堂の抗議を受け付けなかった。

 アシスタントの衣装にキーワードの数字があしらわれており、千堂は衣装係の沼田(伊集院さん)を手懐け衣装を見ようとするが、沼田も簡単に千堂に衣装を見せない。2人はもみ合ううち、沼田は頭を強打して亡くなってしまう。

 表の廊下では漫才コンビがネタの練習中で衣装室から出るに出られず、千堂は一計を案じ、密室トリックを作り上げて部屋から出ることに成功。素知らぬ顔で番組に出演するが……。

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