注目ドラマ紹介:「新宿野戦病院」小池栄子&仲野太賀W主演の救急医療エンターテインメント 宮藤官九郎の初の医療ドラマ

連続ドラマ「新宿野戦病院」の一場面=フジテレビ提供
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連続ドラマ「新宿野戦病院」の一場面=フジテレビ提供

 俳優の小池栄子さんと仲野太賀さんがダブル主演を務める連続ドラマ「新宿野戦病院」(フジテレビ系、水曜午後10時)が7月3日に始まる。宮藤官九郎さんが初めて手掛ける医療ドラマ。東京・歌舞伎町の路地にひっそり建つ「聖まごころ病院」を舞台に、米国籍の元軍医が「金もうけ主義」の美容皮膚科医や“ワケあり”な患者たちと繰り広げる救急医療エンターテインメントだ。

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 小池さんは米国籍の元軍医のヨウコ・ニシ・フリーマン、仲野さんは叔父の古びた病院で麻酔医の経験を積みつつ美容整形クリニックとしてリニューアルオープンするという野心を抱く高峰享を演じる。

 NPO法人「Not Alone」新宿エリア代表の南舞役で橋本愛さん、歌舞伎町にある交番の地域課に勤務する巡査・岡本勇太役で濱田岳さん、聖まごころ病院の3代目院長の高峰啓介役で柄本明さんが出演。聖まごころ病院の“金庫番”兼経理担当を務める白木愛役で高畑淳子さん、啓介の弟で不動産コンサルタントの高峰啓三役で生瀬勝久さんも出演する。

 第1話は、NPO法人「Not Alone」の新宿エリア代表・南舞が、歌舞伎町で海外向けに町の魅力をアピールする動画を撮影していると、泥酔した女性と遭遇する。

 歌舞伎町の路地にひっそりと建つ「聖まごころ病院」では、美容皮膚科医の享ら、個性豊かな医師たちが働いている。そこへ外科医不在の中、額から血を流し、他病院で受け入れを拒まれたホストのマモルがやってくる。さらに急性アルコール中毒でヨウコと、付き添いの南も搬送されてくる。

 診療費を払わず帰ったヨウコは後日、病院を再訪する。ヨウコは海外医師免許があり、米国の軍医として働いていたというが、日本の医師免許がないため、医療行為をすることができなかった。

 そんな中、南から病院に、銃で撃たれ出血している男性・ムハマドを処置してほしいという電話があった。享が「外科医がいないので対応できない」と拒否すると、南は難民申請の通っていないムハマドは他の病院に行くと、強制送還されてしまうと訴える。

 ムハマドたちの様子を見ていたヨウコは、彼を抱えて聖まごころ病院へ連れていく。動揺している病院の医師たちを横目に、ヨウコは処置を進めるが……。

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