終幕のロンド ―もう二度と、会えないあなたに―
最終幕 隠蔽を許さない…遺品整理人、最後の戦い
12月22日(月)放送分
伊藤沙莉さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第70回が7月5日に放送され、寅子(伊藤さん)と穂高(小林薫さん)が互いの思いをぶつけ合うシーンが描かれた。
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穂高の最高裁判事退任記念祝賀会の翌日、穂高は寅子のもとを訪ねて来る。
穂高は「私は古い人間だ。理想を口にしながら、現実では既存の考えから抜け出すことができなかった」と寅子に謝罪。続けて「君は既存の考えから飛び出して人々を救うことができる人間だ。心から誇りに思う。それを伝えたかった」と寅子を教え子に持ったことへの感謝も口にした。
突然訪れた穂高に、寅子が「私、てっきり怒られるのだとばかり」と言うと、穂高は「そんなことは……これ以上、嫌われたくない」とポツリ。
寅子が慌てて「私、別に先生のこと嫌いなわけじゃ……」と否定すると、穂高は「分かっとるよ、それなりに好いていてくれてるのは」と笑顔を見せた。
穂高は「最後に笑ってすっきりした顔でお別れできそうで」とホッとした様子で、「佐田君、気を抜くな。君もいつかは古くなる。常に自分を疑い続け、時代の先を歩み立派な出がらしになってくれたまえ」と最後のメッセージを送った。
SNSでは「穂高先生の言葉グサッと来るな~」「穂高先生の言葉が素晴らしかった」「最後の教え、とっても心に響きました」「いがみ合ったまま、永遠の別れにならなくて良かった」「『君もいつかは古くなる』は心に刻み付けておかねばならないなと」といった感想が書き込まれていた。
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