良いこと悪いこと
最終話 真犯人、だーれだ?
12月20日(土)放送分
俳優の横浜流星さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(総合、日曜午後8時ほか)の第3回「千客万来『一目千本』」が、1月19日に放送され、平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)は世帯11.7%、個人6.8%だったことが分かった。
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「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は64作目の大河ドラマで、日本のメディア産業やポップカルチャーの礎を築いたとされる蔦屋重三郎(略して“蔦重”)の生涯を描く。脚本は一昨年、NHKで放送され、大きな話題となった「ドラマ10『大奥』」などで知られる森下佳子さんが手掛けている。
第3回では、蔦重(横浜さん)は吉原細見の改を行った後も、女郎たちから資金を集め、新たな本作りに駆け回る。
駿河屋(高橋克実さん)は、そんな蔦重が許せず激怒し、家から追い出してしまう。それでも本作りをあきらめない蔦重は、絵師・北尾重政(橋本淳さん)を訪ねる。その頃、江戸城内では、田沼意次(渡辺謙さん)が一度白紙となった白河松平家への養子に、再び田安賢丸(寺田心さん)を送り込もうと、将軍・家治(眞島秀和さん)に相談を持ちかける……と展開した。
終盤、蔦重が作った「一目千本」により千客万来となった吉原。蔦重の本作りをあれほど反対していた駿河屋の主の市右衛門にも認められ、めでたしめだたしとなるかと思っていたら、綾瀬はるかさんの「けれどその裏側で、暗い情念がのそりのそり」とのナレーションが入り、鱗形屋孫兵衛(片岡愛之助さん)の横顔が大写しに。
さらに田安家当主・田安治察(入江甚儀さん)が苦しそうにせき込むと、やがて絶命。直前に暗がりで人形を操る一橋治済(生田斗真さん)の姿と、その“糸が切れる”様子が何かを暗示するかのように挟み込まれ、同回は不穏な空気が漂う中で終了した。
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