べらぼう:第17回視聴率9.5% 2週ぶりの本編で“新章”スタート 北川豊章という絵師

大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」のロゴ (C)NHK
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大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」のロゴ (C)NHK

 俳優の横浜流星さん主演のNHK大河ドラマべらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(総合、日曜午後8時ほか)の第17回「乱れ咲き往来の桜」が、5月4日に放送され、平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)は世帯9.5%、個人5.6%だったことが分かった。同回は2週ぶりの本編で、ドラマの“新章”がスタートしている。

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 「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は64作目の大河ドラマで、日本のメディア産業やポップカルチャーの礎を築いたとされる蔦屋重三郎(略して“蔦重”)の生涯を描く。

 第17回では、蔦重(横浜さん)は青本など10冊もの新作を一挙に刊行し、耕書堂の認知度は急上昇する。

 そんな中、うつせみ(小野花梨さん)と足抜けした新之助(井之脇海さん)と再会し、話の中で、子供が読み書きを覚えるための往来物と呼ばれる手習い本に目を付ける。往来物を手掛けた蔦重は見る見るうちに販路を拡大。その売れ行きに対して、鶴屋喜右衛門(風間俊介さん)をはじめとする地本問屋連中は危機感を募らせる。

 迎えた終盤、蔦重は、北川豊章という絵師に興味を惹かれる。その絵は春章風であったり、湖龍斎風であったりと、他の絵師の画風をまねていて、かつて、絵の才能を蔦重によって見出された少年・唐丸(渡邉斗翔さん)に、自身が語った言葉の通りであることに気づき、「これ……」とつぶやいたところで同回は終了した。

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