今田美桜さんが主演を務める連続テレビ小説（朝ドラ）「あんぱん」（NHK総合、月～土曜午前8時ほか）で、ヒロイン・のぶ（今田さん）の夫・柳井嵩を演じている俳優の北村匠海さん。第122回（9月16日放送）では、いせたくや（大森元貴さん）の提案で、「怪傑アンパンマン」のミュージカル制作が動きだした。このミュージカルでヤルセ・ナカスを演じる古川マモル役の西山潤さんとは、子役時代からの旧知の仲だという北村さんが、「縁を感じた」という西山さんとの共演について語った。

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　「あんぱん」は、やなせたかしさん（1919～2013年）と暢さん（1918～1993年）夫婦がモデル。2人が出会い、あらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどりつくまでを描く、生きる喜びが全身から湧いてくるような「愛と勇気の物語」となる。

　約1年間にわたった「あんぱん」の撮影を振り返り、「僕は役者人生が来年で20周年になりますけど、この作品を通して、その総決算みたいな感覚がちょっとあったぐらい、いろんな方と出会い直しました」と語った北村さん。

　映画「東京リベンジャーズ」シリーズ（英勉監督）などで共演したのぶ役の今田さん、2008年公開の映画「ブタがいた教室」（前田哲監督）以来、17年ぶりの再共演となった八木役の妻夫木聡さんをはじめ、これまでに共演経験があるキャストとの再会が多かったという。

　そんな中でも、特に北村さんが熱く語ったのは、西山さんとの再共演についてだった。

　「『怪傑アンパンマン』のミュージカルで、嵩がモデルのヤルセ・ナカス役を演じたのが同じ事務所の西山潤でした。僕が小学校4年生、彼が小学校3年生の時に、同じ作品に出演したんです。子役時代から演技レッスンを一緒にやってきた彼が、いろんな作品の合間を縫って、『あんぱん』でヤルセ・ナカス役をやってくれて。前に共演した時も2人が入れ替わる役だったので、ある種同じ役をやっているわけなんですけど、今回も“同じ人物”を演じるということにすごく縁を感じました」

最終週の人物相関図が公開！　予告にはいたけど“名前なし”？　新キャラは1人　登美子＆千代子も“完走”

　今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説（朝ドラ）「あんぱん」（総合、月～土曜午前8時ほか）の新たな人物相関図が、ドラマの公式サイトなどで公開された。

　9月22日に始まる最終週（第26週）「愛と勇気だけが友達さ」の相関図で、新キャラクターとして、TVプロデューサーの武山恵三（前原滉さん）の登場が予告された。

「あんぱん」登場人物紹介

朝田のぶ（今田美桜）

柳井嵩（北村匠海）

朝田羽多子（江口のりこ）

朝田蘭子（河合優実）

朝田メイコ（原菜乃華）

屋村草吉（阿部サダヲ）

柳井登美子（松嶋菜々子）

柳井千代子（戸田菜穂）

宇戸しん（瞳水ひまり）

辛島健太郎（高橋文哉）

八木信之介（妻夫木聡）

今野康太（櫻井健人）

東海林明（津田健次郎）

岩清水信司（倉悠貴）

小田琴子（鳴海唯）

薪鉄子（戸田恵子）

世良則雄（木原勝利）

出川（小田井涼平）

いせたくや（大森元貴）

手嶌治虫（眞栄田郷敦）

六原永輔（藤堂日向）

大島コオ（七瀬公）

三浦光雄（池田努）

久里田洋（江原パジャマ）

中尾星子（古川琴音）

マノ・ゴロー（伊礼彼方）

浜辺ヒラメ（浜野謙太）

古川マモル（西山潤）

小宮ミカ（佐竹桃華）

「あんぱん」とは

　「あんぱん」は、「アンパンマン」を生み出したマンガ家、絵本作家のやなせたかしさん（1919年～2013年）と、暢さん（1918年～1993年）夫婦がモデル。何者でもなかった二人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどりつくまでを描く、生きる喜びが全身から湧いてくるような「愛と勇気の物語」となる。