あんぱん:“アンパンマンの生き字引”武山に注目集まる「ひたむきな演技が刺さる」「塩軍団推しとしては胸熱」 演じるのは朝ドラ常連の前原滉

連続テレビ小説「あんぱん」第128回の一場面(C)NHK
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連続テレビ小説「あんぱん」第128回の一場面(C)NHK

 今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第128回が9月24日に放送され、”アンパンマンオタク”のテレビプロデューサー、武山恵三を演じる俳優・前原滉さんに、視聴者の注目が集まった。

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 第128回では、ある日、アンパンマンをテレビアニメ化したいとテレビプロデューサーの武山が訪ねてくる。のぶ(今田さん)が武山に、どのキャラクターが好きか尋ねると、「日によって変わるんですが、今日はかびるんるんが好きです」と返答。武山はキャラクターがどの本に掲載されていたか全て覚えており、その詳しさに、のぶは「アンパンマンの生き字引みたいな方ですね」と驚く。

 だが嵩(北村匠海さん)は、「前にも一度アニメ化の話があってね。設定を変えてくれって言われたんだ。あんぱんの顔をしたヒーローが悪者をこてんぱんにやっつける話にされそうになって」「僕はアンパンマンを傷つけられたくないんだよ」と断ってしまう。

 どうしても諦めきれない武山は、数日後にまた柳井家を訪問。嵩が不在だったことから「私は、弱くてカッコ悪いアンパンマンを尊敬せずにいられないんです」と思いを伝え、新しい企画書をのぶに託した。

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 のぶは帰宅した嵩に「今まで企画持ってきたプロデューサーさんとは違うと思う」「この人ならアンパンマンを預けていいと思ったの」と伝える。嵩は黙って席を立つと、武山に電話をかけ、「僕はねえ、あなたのこともテレビ局のことも、まだ信用していません。でも、うちのかみさんのことは信用しているんです。だからやりましょう。よろしくお願いします」とアニメ化を承諾した。

 嵩は主題歌の歌詞も担当し、武山は「素晴らしい歌詞でした」と大絶賛。しかし、1箇所だけ変えてほしいフレーズがあると頭を下げると、嵩は「子供向けの番組だからこそ、僕は妥協したくない。でもそれ以上に、この仕事に関わってくれる人みんなを喜ばせたいんだ」と言い、歌詞を書き直すことに。そして武山に「他には?」と問いかけ、「直せと言われたところ、他にもあるだろ?」と確認した。武山は「すみません」と謝り、隠していた問題箇所を明かした。

 武山を演じる前原さんといえば、2018年度後期の「まんぷく」で「塩軍団」の小松原役、2023年度前期の「らんまん」では主人公・万太郎(神木隆之介さん)の植物学仲間の一人・波多野役を演じたことも印象深い。

 SNSでは「武山さん、めちゃめちゃ熱い男だった」「ひたむきな演技が刺さるのは前原滉さんだからだな〜」「前原さん、誠実な強火オタクが上手すぎる」「前原滉氏が最終盤を盛り上げる重要キャラを担うようになったの、塩軍団推しとしてはなかなかの胸熱で泣きそう」といった声が上がっていた。

最終週の人物相関図が公開! 予告にはいたけど“名前なし”? 新キャラは1人 登美子&千代子も“完走”

連続テレビ小説「あんぱん」の最新の人物相関図(最終週~) (C)NHK
連続テレビ小説「あんぱん」の最新の人物相関図(最終週~) (C)NHK

 今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の新たな人物相関図が、ドラマの公式サイトなどで公開された。

 9月22日に始まる最終週(第26週)「愛と勇気だけが友達さ」の相関図で、新キャラクターとして、TVプロデューサーの武山恵三(前原滉さん)の登場が予告された。

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「あんぱん」登場人物紹介

「あんぱん」とは

 「あんぱん」は、「アンパンマン」を生み出したマンガ家、絵本作家のやなせたかしさん(1919年~2013年)と、暢さん(1918年~1993年)夫婦がモデル。何者でもなかった二人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどりつくまでを描く、生きる喜びが全身から湧いてくるような「愛と勇気の物語」となる。

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