じゃあ、あんたが作ってみろよ
第9話 おにぎり食べて、元気だせ!
12月2日(火)放送分
高石あかりさんがヒロインを務める2025年度後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ばけばけ」(月~土曜午前8時ほか)。今作で制作統括を務める橋爪國臣さんと演出の村橋直樹さんが、ヒロインの子供時代を演じる福地美晴さんについて、起用した理由や、魅力について語った。
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福地さんは2015年3月31日生まれ、大阪府出身の10歳。2023年の「ミュージカル『SPY×FAMILY』」ではアーニャ役の一人を務めた。今回、674人の応募者の中からオーディションで少女時代のトキ役の座を射止め、第1回(9月29日)放送直後から、大人顔負けの演技や愛らしい表情が視聴者の間で話題になった。
福地さんが参加したオーディションは、ヒロインオーディションと同じ方式で参加者を募り、子役のオーディションとしては珍しい、大規模なものになったという。
橋爪さんは「福地さんは本当にお芝居が素晴らしくて、あの年齢でここまで台本を読めるんだと驚くぐらい読めていると思うし、それを表現する力もあったので彼女に決めました」と起用理由を明かす。
「あの年にして完成されたお芝居をされていて、可愛らしさも残っているし、劇中でしじみ汁を飲んで『あ~』と言うところなんて、とっても愛らしいです。高石さんも、福地さんの撮影を見に現場に来ていて、お芝居の流れを確認したり、2人で何か話をして『どうする?』と相談しているようでした。流れで見ると高石さんと似ているし、とても明るく楽しくやってくれています。現場ではムードメーカーになってくれて、福地さんにお願いして本当に良かったなと思っています」
一方、村橋さんは「高石さんがセリフがないところでも自由にいろんな表情を見せる芝居をする方なので、そんな高石さんに自然とつながるような子役って誰かいないかなと思いながら、オーディションを見ていました」と振り返る。
「セリフをちゃんと覚えつつ自由に芝居をして、大人たちの芝居を見ながら、それに応じた演技をしていたのが福地さんでした。オーディションでは親御さんにも会場に入ってもらうのですが、ほとんどの親御さんが『頑張れ、頑張れ』と我が子を見守る中、福地さんのお母さんだけは、素知らぬ顔で背中を向けて本を読んでいたんですよ。つまり、子どもの自主性に任せているんです」
“影の演出家”として子供の芝居を作り込む親も多い中、福地さんの母は子供に自由に演技をさせていた。
「福地さんの、フラットな状態で現場に臨み、自分の反応を芝居に変えていくところは高石さんにも通じる部分がありますし、そこが芝居のナチュラルさにもつながっていると思います。現場的には、あまりああだこうだと決めずに、自由に好き勝手やってもらいました。縁日のシーンなんて、『なんでもいいから走れ!』って。カメラマンも追い切れないくらい、とにかく自由にやらせることを考えていましたね。それに答えてくれる子役さんでした」と太鼓判を押した。
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