解説:「ばけばけ」クマ役の夏目透羽 “ほぼ新人”の21歳、底抜けの明るさで熊本編を彩る

NHK連続テレビ小説「ばけばけ」でクマを演じている夏目透羽さん(C)NHK
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NHK連続テレビ小説「ばけばけ」でクマを演じている夏目透羽さん(C)NHK

 高石あかりさんがヒロインを務めるNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ばけばけ」(総合、月~土曜午前8時ほか)。第20週からは“熊本編”がスタートし、夏目透羽(なつめ・とわ)さんが、松野家の女中・クマ役で登場した。“ほぼ新人”という彼女の魅力とは何か、制作統括を務める橋爪國臣チーフプロデューサー(CP)のコメントなどからひもといてみる。

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 クマは熊本でのトキ(高石さん)たちの暮らしを一人で支えるがんばり屋さんだが、頑張りすぎてしまうこともある……という役どころ。夏目さんは2004年6月14日生まれ、埼玉県出身の21歳。2024年7月期のフジテレビ系のドラマ「新宿野戦病院」では“トー横キッズ”のサラ役を演じたほか、公開中の映画「恋愛裁判」などにも出演している。

 さらに、昨年10月期に放送され話題となった連続ドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系)では、同じく「ばけばけ」に出演している前原瑞樹さんの彼女役を演じ、「お似合い」「可愛いし絶対いい人」など、わずかな登場ながらも視聴者の心をつかんだ。

 「ばけばけ」は終盤に突入し、そこから新たな“家族”として物語に加わることは、難しかったに違いない。

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 橋爪さんは「途中から入って来た人が家族になれるように、スタジオの中でも外でも、みんなが気遣ってくれました」とキャスト陣に感謝しつつ、「人懐っこいしフランクだし、よくしゃべる。みんなに愛される方で、スタッフの中でもクマの人気は高いです。最初の登場でも、いきなり司之介(岡部たかしさん)とやりあったり、非常に良い子だなという印象がすごくあります」と、初々しさやはつらつとした明るさを持ち合わせる夏目さんを絶賛した。

 夏目さん自身、クマ役に決まった時は「うれしすぎて『うれしいメーター』がショートし逆に冷静で、しばらくしてやっと衝撃とうれしさが込み上げてきました」と、大きな喜びを感じたという。

 司之介ら松野家の人々に“怒っている”ように見える姿も「皆さんへの愛にあふれたひたむきな子です」と説明。「プンプンしているのは怒っているからではなく、女中としての使命感が強いから。ムッとした表情もこの人たちの役に立ちたいという思いが強すぎるがゆえなので、そこが視聴者の方々に伝わるといいなと思います。誰にも見られていない時は『ふふふん』と鼻歌をうたいながら仕事する、ご機嫌な面もあるんですよ」とクマの素顔を明かしていた。

 そして「より一層にぎやかになった松野家を楽しみにしていてください。私自身が温かく迎え入れていただいたのと同じようにクマも松野家の中に温かく入れてもらっているので、ご覧になった皆さんが今日1日をちょっと優しい気持ちではじめられると思います。熊本編も頑張ります!」と話すように、夏目さんが持つ底抜けの明るさが、熊本編を彩ってくれるに違いない。

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