ザ・リーダー:H2Oリテイリング鈴木篤社長の生き方に迫る

エイチ・ツー・オーリテイリングの鈴木篤社長(右)と高井美紀アナ=MBS提供
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エイチ・ツー・オーリテイリングの鈴木篤社長(右)と高井美紀アナ=MBS提供

 経済界を引っ張る経営者にMBSの高井美紀アナウンサーがインタビューし、その人間像を描き出すドキュメンタリー番組「ザ・リーダー」(MBS、関西ローカル)が16日午前5時から放送される。今回は阪急百貨店やイズミヤなどを傘下に抱える関西を代表する流通グループ、エイチ・ツー・オー(H2O) リテイリングの鈴木篤社長の生き方に迫る。

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 番組は、誰もが知っている大企業の社長、ちょっとユニークな中小企業のトップたち、次々とヒット商品を生み出す企業の経営者ら経済界を引っ張るリーダーを、高井アナが訪ね、人心掌握術、健康法、趣味、愛読書などさまざま話を聞き、“関西経済の潜在力”を探る。

 鈴木社長は1956年、大阪府池田市生まれの61歳。80年に阪急百貨店に入社。30年余りの百貨店人生の中で売り場にいたのは「6年くらい」で、半分以上は出向先のショッピングセンターなどで“開発畑”を歩んできたという。その「百貨店以外の経験」を買われ、2014年、阪急と阪神百貨店の経営統合を機に誕生した持ち株会社「エイチ・ツー・オー リテイリング」のトップに就任した。

 番組では、鈴木社長が高井アナウンサーを阪急うめだ本店(大阪市北区)に迎え、12年に建て替えを済ませた当時の思いなどを語る。さらに、一番の思い出の場所だという大型商業施設「モザイク」(神戸市中央区)で、阪神大震災で大きな被害を受け一日も早い営業に向けて奔走した時のことや、動き始めたセブン&アイ・ホールディングスとの提携の狙い、将来像、自らが描く流通業の夢などを熱く語るという。

 放送は16日午前5時~5時半。次回は5月14日、岩谷産業の牧野明次会長を紹介する。

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